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ねり‐そ【練麻】🔗🔉

ねり‐そ練麻】 木の枝をねじって縄の代用とし、薪などを束ねるのに用いるもの。拾遺和歌集「ねるや―の砕けてぞ思ふ」

ねり‐ぞめ【練染め】🔗🔉

ねり‐ぞめ練染め】 ①生糸を練った上で染めること。また、そのもの。 ②生糸を練るときに染色をも行うこと。

ねり‐ついじ【練築地・煉築地】‥ヂ🔗🔉

ねり‐ついじ練築地・煉築地‥ヂ ねり土と瓦とを交互に積み重ねて造った築地。ねりべい。

ねり‐つち【練土・煉土】🔗🔉

ねり‐つち練土・煉土】 ①粘土に石灰や小砂利・苦汁にがりをまぜ合わせたもの。 ②焼物で、原土を水簸すいひ・精製し、水を加えて成形しやすく練り上げた陶土。

ねり‐つば【練鐔・煉鐔】🔗🔉

ねり‐つば練鐔・煉鐔】 牛の撓革いためがわを膠にかわ付けして固め、数枚重ねて作った鐔。耳の部分に赤銅などで覆輪ふくりんを施したものもある。平安時代以降、武家の間で流行した。ねりかわつば。保元物語「―の黒漆の太刀」

ねり‐づみ【練り積み】🔗🔉

ねり‐づみ練り積み】 モルタルを接合剤にして石・煉瓦を積み上げること。↔空から積み

ねり‐づり【練釣】🔗🔉

ねり‐づり練釣】 船をゆっくりこぎ回すようにしながらする釣り。

ねり‐なお・す【練り直す】‥ナホス🔗🔉

ねり‐なお・す練り直す‥ナホス 〔他五〕 ①もう一度練る。 ②文案などを、よく考え直して改める。「計画を―・す」

ねり‐にんぎょう【練人形・煉人形】‥ギヤウ🔗🔉

ねり‐にんぎょう練人形・煉人形‥ギヤウ 土をねり固めてつくった人形。

ねり‐ぬき【練貫】🔗🔉

ねり‐ぬき練貫】 (「練緯ねりぬき」の意)生糸を経たて、練糸を緯よことして織った絹織物。ねり。宇津保物語蔵開上「一つには―」 ⇒ねりぬき‐おどし【練貫縅】 ⇒ねりぬき‐ざけ【練貫酒】 ⇒ねりぬき‐みず【練貫水】

ねりぬき‐おどし【練貫縅】‥ヲドシ🔗🔉

ねりぬき‐おどし練貫縅‥ヲドシ 練貫を細くたたみ、麻を芯としておどした鎧よろいの縅。 ⇒ねり‐ぬき【練貫】

ねりぬき‐ざけ【練貫酒】🔗🔉

ねりぬき‐ざけ練貫酒(→)「ねりざけ」に同じ。閑吟集「うへさに人のうちかづく―の仕業かや」 ⇒ねり‐ぬき【練貫】

広辞苑 ページ 15290