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ねん‐ぎょく【年玉】🔗🔉

ねん‐ぎょく年玉】 年始の祝いとして人に贈る金品。としだま。西鶴織留2「―の遣ひ物、火箸、燗鍋、または餅あぶり網など買ひよる人」

ねん‐きり【年切り】🔗🔉

ねん‐きり年切り】 ①奉公人などの勤める年限。定めた年季。好色一代男8「手形の十年より外に―増して」 ②年季奉公。また、年季奉公人。西鶴諸国ばなし「―の女に名を久と呼びて」 ③奉公人などの約束の年季が切れること。また、その時。好色二代男「あれがあのやうにもなる物かと、―の時を知つたる人の横手うたるるほどに」 ⇒ねんきり‐おんな【年切り女】 ⇒ねんきり‐まし【年切り増し】

ねんきり‐おんな【年切り女】‥ヲンナ🔗🔉

ねんきり‐おんな年切り女‥ヲンナ 年季を切って雇っている女。日本永代蔵1「召し連れたる―」 ⇒ねん‐きり【年切り】

ねんきり‐まし【年切り増し】🔗🔉

ねんきり‐まし年切り増し】 年季の期限の終わった時、さらに年季を延ばすこと。 ⇒ねん‐きり【年切り】

ねん‐ぎれ【年切れ】🔗🔉

ねん‐ぎれ年切れ】 ①年季が切れること。 ②草木が年によって花が咲かなかったり、果実を結ばなかったりすること。転じて、人の不遇であること。としぎれ。 ○年季を入れるねんきをいれる 長年の修練を積む。 ⇒ねん‐き【年季】

ねん‐きん【年金】🔗🔉

ねん‐きん年金】 毎年一定金額を定期的に給付する制度のもとで支払われる金銭。老齢・障害・死亡などにより失う所得の保障を目的とする。制度の性格により公的年金・私的年金に分かれ、給付事由により老齢年金・障害年金・遺族年金などに大別。 ⇒ねんきん‐こうさい【年金公債】 ⇒ねんきん‐ざん【年金算】 ⇒ねんきん‐ほけん【年金保険】

ねん‐きん【粘菌】🔗🔉

ねん‐きん粘菌】 アメーバ状の栄養体と、胞子をつくる子実体の両方をもつ原生動物の一群。かつては菌類の一群とされた。真正粘菌(変形菌)と細胞性粘菌に大別される。

ねんきん‐こうさい【年金公債】🔗🔉

ねんきん‐こうさい年金公債】 利子と元金の一部とを年金の形式で支払う条件で起債した公債。 ⇒ねん‐きん【年金】

広辞苑 ページ 15301