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イワンのばか【イワンの馬鹿】🔗⭐🔉
イワンのばか【イワンの馬鹿】
(Skazka ob Ivane durake ロシア)ロシア民話の素材を利用したレフ=トルストイの創作童話。正直すぎてばかと呼ばれていた主人公イワンが悪魔の策謀にうち勝って幸福になり、ばかの王国を築いて人びとに善行を施す話。
いわ‐ん‐や【況んや】イハ‥🔗⭐🔉
いわ‐ん‐や【況んや】イハ‥
〔副〕
(言フの未然形に推量の助動詞ム(ン)及び助詞ヤの接続したもの。漢文訓読から生じた語。もと文末に「…といはんや」と補読されたものが、後に文頭の「況」字の訓に移った。平安中期以後「いはんや…をや」の形式になる。現代語では多くは文語で、口語では特に強調的な表現に使う)前に述べたことがある以上、後に続く文の内容は当然成り立つことをいう。言うまでもなく。言うに及ばず。まして。西大寺本最勝王経平安初期点「設たとひ百千人をして時三月を経ふともまた断おふること能はじ。況イハムヤ我れ一身のみして、而しかも耐へて済なし弁はたさむや」。法華文句平安後期点「賢を礼するに猶爾り。況イハムヤ余人をや」。竹取物語「この玉はやすくえ取らじを、―竜の頸の玉はいかが取らむ」。「君が失敗した。―僕には出来ない」
い(ゐ)🔗⭐🔉
い(ゐ)
⇒ゐ
○意を致すいをいたす
①熱心に心を入れこむ。
②意志を告げ知らせる。
⇒い【意】
○意を受けるいをうける
人の意向を聞いて、それに添うように行動する。「全員の意を受けて交渉に出る」
⇒い【意】
○意を得るいをえる
①相手の気持・考えを理解する。わけがわかる。
②思い通りになる。満足する。
⇒い【意】
○帷を下すいをくだす
[史記儒林伝、董仲舒](帷を下ろして読書をする意から)塾を開いて教授する。
⇒い【帷】
○意を酌むいをくむ
人の考えを親身になって察する。
⇒い【意】
○異を挟むいをさしはさむ
他人の意見に対して異議を述べる。「決定に―」
⇒い【異】
○意を体するいをたいする
他人の思い・考えを理解しそれに沿った行動をする。「主人の意を体した使者」
⇒い【意】
○異を立てるいをたてる
相手と違う意見を主張する。反対の意見を出す。異を唱える。
⇒い【異】
○意を通ずるいをつうずる
自分の考えや思いを、ひそかに相手に伝える。
⇒い【意】
○意を尽くすいをつくす
思っていることを十分に表現する。
⇒い【意】
○意を強くするいをつよくする
支持・賛成してくれる人がいるのを知って心づよく思う。
⇒い【意】
○異を唱えるいをとなえる
相手と違う意見を述べる。反対する。異を立てる。
⇒い【異】
○彝を秉るいをとる
[詩経大雅、烝民]天から与えられた不変の道を保持する。人の道を固く守る。
⇒い【彝】
○威を振るういをふるう
威力を発揮する。
⇒い【威】
○意を迎えるいをむかえる
相手の意向に従って振る舞う。迎合する。
⇒い【意】
○意を用いるいをもちいる
心を配る。気を遣って力を尽くす。意を注ぐ。森鴎外、渋江抽斎「生得しょうとく酒を嗜たしまず、常に養性ようじょうに意を用ゐてゐた」
⇒い【意】
○夷を以て夷を制すいをもっていをせいす
[後漢書鄧禹伝]外国を利用して他の国をおさえ、自国の安全・利益を計ること。敵を利用して他の敵を制する。以夷制夷いいせいい。
⇒い【夷】
広辞苑 ページ 1533。