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は‐かす【歯滓】🔗🔉

は‐かす歯滓】 歯に付着したかす。はくそ。

はか・す【化かす・魅す】🔗🔉

はか・す化かす・魅す】 〔他四〕 ⇒ばかす

はか・す【捌かす】🔗🔉

はか・す捌かす】 〔他五〕 ①水がよく流れるようにする。水はけをよくする。 ②売りつくす。

はが・す【放す】🔗🔉

はが・す放す】 〔他四〕 (上代東国方言)はなつ。万葉集20「赤駒を山野に―・し取りかにて」

はが・す【剥がす】🔗🔉

はが・す剥がす】 〔他五〕 はぎとる。ひきむく。「ポスターを―・す」「生爪を―・す」

ばか・す【化かす・魅す】🔗🔉

ばか・す化かす・魅す】 〔他五〕 (古くはハカスとも)人の心を迷わせる。だます。たぶらかす。玉葉集「さりともと頼む心に―・されて死なれぬものは命なりけり」。「狸は人を―・す」

ば‐かず【場数】🔗🔉

ば‐かず場数】 ①場所の数。 ②経験の度数。多くの経験。 ⇒場数を踏む

は‐がすみ【歯がすみ】🔗🔉

は‐がすみ歯がすみ】 歯に付着したかす。歯かす。〈日葡辞書〉 ○場数を踏むばかずをふむ 多くの経験をつむ。場なれる。島崎藤村、夜明け前「所々で数十度の実戦に臨み、場数を踏んでゐる浪士等のことである」 ⇒ば‐かず【場数】

はかせ【佩刀】🔗🔉

はかせ佩刀】 (ハカシの転) ①貴人の佩刀はいとうの尊敬語。大将佩用の刀。 ②儀式用の太刀。

はか‐せ【博士】🔗🔉

はか‐せ博士】 ①学問またはその道に広く通じた人。ものしり。学者。源氏物語帚木「物さだめの―になりて」。「お天気―」 ②律令時代の官名。大学寮に紀伝(文章もんじょう)・明経みょうぎょう・明法みょうぼう・算・音・書、陰陽寮おんようりょうに陰陽・暦・天文・漏刻ろうこく、典薬寮に医・女医にょい・針・按摩・呪禁じゅごんなどの博士があって、それぞれ学業を教授し、学生の課試などをつかさどった。 ③明治初年、大学生の教授、国史の修撰、洋書の翻訳、疾病の治療をつかさどった奏任官。 ④学位としての博士はくしの俗称。 ⑤声明しょうみょう・催馬楽・朗詠などで用いられる線形の譜。詞章の左(または右)に直線・折線・曲線を連ねた記号を墨で書き入れ、その角度・長短・形状により旋律を表す。早歌そうか・謡曲などで用いる記号は線がごく短く胡麻粒のように見えるので、胡麻点という。節博士ふしはかせ。墨譜ぼくふ。転じて、手本。規準。風姿花伝「風情を―にて音曲をする為手しては」 ⇒はかせ‐の‐みょうぶ【博士の命婦】

広辞苑 ページ 15626