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はち‐ぼうず【鉢坊主】‥バウ‥🔗🔉

はち‐ぼうず鉢坊主‥バウ‥ 托鉢して歩く坊主。乞食坊主。鉢開き。西鶴織留5「天王寺に、―に衣の日借ひがしを渡世にする出家あり」

はち‐ぼく【八木】🔗🔉

はち‐ぼく八木】 ①松・柏・桑・棗なつめ・橘・柘植つげ・楡にれ・竹の称。 ②(「米」の字を分ければ「八木」となるからいう)米の異称。日葡辞書「ハチボク。即ち、コメ」

はち‐ほこり【蜂誇り】🔗🔉

はち‐ほこり蜂誇り】 蜂のように威張り誇ること。戴恩記「―にほこり」

はちまい‐がた【八枚肩】🔗🔉

はちまい‐がた八枚肩】 人夫が駕籠かごを8人で交互にかつぐこと。八人肩。 ⇒はち‐まい【八枚】

はちまい‐きしょう【八枚起請】‥シヤウ🔗🔉

はちまい‐きしょう八枚起請‥シヤウ 牛王ごおうの印のある用紙8枚継ぎの起請文。起請の特に丁寧なもの。傾城禁短気「末は夫婦にならふと、―を書いて」 ⇒はち‐まい【八枚】

はち‐まえ【鉢前】‥マヘ🔗🔉

はち‐まえ鉢前‥マヘかわやのそばの手水鉢ちょうずばちをおく所。樹石などを置く。

はち‐まき【鉢巻】🔗🔉

はち‐まき鉢巻】 ①頭部を布や手拭などで巻くこと。また、その巻く布。「ねじり―」「向う―」 ②鎌倉時代から室町時代にかけて、武装の時、かぶとの下の烏帽子がずれないように布でその縁を巻きつけること。また、その布。結頭。源平盛衰記42「揉烏帽子引立て、薄紅梅の―し」 ③土蔵の軒下で、横に1段厚く細長く土を塗った所。 ④帽子のつば際を細布で巻いたもの。 ⇒はちまき‐いし【鉢巻石】

はちまき‐いし【鉢巻石】🔗🔉

はちまき‐いし鉢巻石】 (信越地方で)石の周囲を白や黒の筋が一周しているもの。家に置くと病人が絶えないとか親を巻き殺すとかいって忌む。親縛り石。 ⇒はち‐まき【鉢巻】

はち‐まん【八万】🔗🔉

はち‐まん八万】 〔仏〕八万四千の略。平家物語灌頂「―の諸天に囲繞せられ」 ⇒はちまん‐じごく【八万地獄】 ⇒はちまん‐しせん【八万四千】 ⇒はちまん‐ならく【八万奈落】

広辞苑 ページ 15843