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ひき‐み【低み】🔗⭐🔉
ひき‐み【低み】
低い所。低地。〈日葡辞書〉
ひき‐むすび【引結び】🔗⭐🔉
ひき‐むすび【引結び】
①女の帯の結び方の一つ。
②男の兵児帯へこおびの普通の結び方。
ひき‐むす・ぶ【引き結ぶ】🔗⭐🔉
ひき‐むす・ぶ【引き結ぶ】
〔他五〕
①引っぱって結ぶ。引きくくる。万葉集2「磐代の浜松が枝を―・び」
②草庵を、構える。平家物語1「嵯峨の奥なる山里に、柴の庵を―・び」
ひき‐め【蟇目・引目】🔗⭐🔉
ひき‐め【蟇目・引目】
(ヒビキメ(響目)の約。また、その孔が蟇の目に似ているからという)朴ほお・桐などで作った大形の鏑かぶら。また、それをつけた矢。鏃やじりをつけず、犬追物いぬおうもの・笠懸かさがけなどで射る物に傷をつけないために用いた。また、穴から風が入って音を発するので、妖魔を降伏ごうぶくするとし、産所に用いた。今昔物語集25「お弓と―とを給ひて」
蟇目
⇒ひきめ‐かぶら【蟇目鏑】
⇒ひきめ‐がら【蟇目柄】
⇒ひきめ‐くり【蟇目刳り】
⇒ひきめ‐の‐ばん【蟇目の番】
⇒ひきめ‐の‐ほう【蟇目の法】
⇒ひきめ‐やく【蟇目役】

ひきめ‐かぎはな【引目鉤鼻】🔗⭐🔉
ひきめ‐かぎはな【引目鉤鼻】
平安・鎌倉時代の作り絵・大和絵における独特な顔の描写技法。貴族の男女を描く際に、下ぶくれの輪郭、一線に引かれた眼、短い「く」の字形の鼻、赤い小点をなす口など、類型化された表現をとるもの。人物の微妙な心情を見る者に感じ取らせる描写として源氏物語絵巻などに用いられている。
ひきめ‐かぶら【蟇目鏑】🔗⭐🔉
ひきめ‐かぶら【蟇目鏑】
(→)「ひきめ」に同じ。
⇒ひき‐め【蟇目・引目】
広辞苑 ページ 16417。