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ひ‐ぐらし【蜩・茅蜩】🔗⭐🔉
ひ‐ぐらし【蜩・茅蜩】
セミ科の一種。全長約5センチメートル。全体は栗褐色で、緑色および黒色の斑紋が多い。雄の腹部は大きく、薄く半透明で、共鳴器となる。夏から秋にかけ、夜明けや日暮に、高く美しい声で「かなかな」と鳴く。カナカナ。〈[季]秋〉。万葉集10「夕影に来鳴く―」
ひぐらし
ヒグラシ
提供:ネイチャー・プロダクション
ヒグラシ
提供:ネイチャー・プロダクション
ひ‐ぐらし【日暮し】🔗⭐🔉
ひ‐ぐらし【日暮し】
(古くはヒクラシ)
①(一日を暮らす意)朝から暮れまで。一日中。ひねもす。終日。狭衣物語4「―守り聞えさせ給ふ」
②その日ぐらし。
⇒ひぐらし‐の‐うたねぶつ【日暮の歌念仏】
⇒ひぐらし‐の‐もん【日暮の門】
ひぐらしすずり【日暮硯】🔗⭐🔉
ひぐらしすずり【日暮硯】
信濃松代藩家老恩田木工(杢とも)(1717〜1762)の藩財政改革の過程を述べた書。著者不詳。1巻。誠実・思いやりなどを信条とする木工の行動への共感から、すでに江戸時代において全国的に写本が流布。
→文献資料[日暮硯]
ひぐらし‐の‐うたねぶつ【日暮の歌念仏】🔗⭐🔉
ひぐらし‐の‐うたねぶつ【日暮の歌念仏】
江戸時代の初め、上方で「日暮」の名を冠して、歌念仏をうたいながら門付かどづけをして歩いた者。それらの中から日暮小太夫など操座あやつりざを京に起こした者も出た。
⇒ひ‐ぐらし【日暮し】
ひぐらし‐の‐もん【日暮の門】🔗⭐🔉
ひぐらし‐の‐もん【日暮の門】
日の暮れるのも気づかずに見とれてしまうほどの美しい門。特に、日光東照宮の陽明門の異称。
⇒ひ‐ぐらし【日暮し】
ひくり🔗⭐🔉
ひくり
瞬間的に小さく動くさま。
びくり🔗⭐🔉
びくり
驚きなどのために小さく動くさま。「物音に―とする」
ピクリン‐さん【ピクリン酸】🔗⭐🔉
ピクリン‐さん【ピクリン酸】
(Pikrinsäure ドイツ・picric acid イギリス)有機酸の一つ。分子式C6H2(OH)(NO2)3 フェノールに硫酸と濃硝酸を作用させて製する化合物。黄色の結晶で、苦味をもち、多少毒性がある。爆薬(黄色火薬)に用いる。トリニトロ‐フェノール。
広辞苑 ページ 16435。