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ふ‐せつ【敷設・布設】🔗⭐🔉
ふ‐せつ【敷設・布設】
装備や施設などを設置すること。備えつけること。「鉄道を―する」
⇒ふせつ‐かん【敷設艦】
ふせつ‐かん【敷設艦】🔗⭐🔉
ふせつ‐かん【敷設艦】
機雷を載せ、所要の場所に敷設する軍艦。
⇒ふ‐せつ【敷設・布設】
ふせ‐つぎ【伏せ継ぎ】🔗⭐🔉
ふせ‐つぎ【伏せ継ぎ】
伏せ縫いにしてあてたつぎ。狂言、布施無経ふせないきょう「愚僧が細工に―をあてて」
ふ‐せっせい【不摂生】🔗⭐🔉
ふ‐せっせい【不摂生】
身体の健康に気をつけないこと。健康によくないことをすること。不養生。「―がたたる」
○符節を合わするが如しふせつをあわするがごとし
[孟子離婁下]割符を合わせたように、双方が全く一致する。符合する。「符節を合わせたよう」とも。
⇒ふ‐せつ【符節】
ふせ‐どい【伏せ樋】‥ドヒ🔗⭐🔉
ふせ‐どい【伏せ樋】‥ドヒ
土中に埋めたとい。うずみひ。
ふせ‐とり【伏鳥】🔗⭐🔉
ふせ‐とり【伏鳥】
地上に伏しかくれているキジ・ウズラなどの鳥。また、それを射ること。
ふせないきょう【布施無経・無布施経】‥キヤウ🔗⭐🔉
ふせないきょう【布施無経・無布施経】‥キヤウ
狂言。住職が檀家へ経を読みに行くと、主人が布施を忘れるので、説教などで思い出させようとして苦心する。
ふせ‐ぬい【伏せ縫い・伏繍】‥ヌヒ🔗⭐🔉
ふせ‐ぬい【伏せ縫い・伏繍】‥ヌヒ
①縫代ぬいしろを押さえるために、その端を表に小さく針目を出して縫うこと。
②金糸・蛇腹糸のような太い糸を布地に伏せ、同じ色の糸で綴じつける縫い方。綴付とじつけ繍・駒繍ともいう。
ふせ‐や【伏屋】🔗⭐🔉
ふせ‐や【伏屋】
小さく低い家。みすぼらしい家。万葉集3「―立て妻どひしけむ」
⇒ふせや‐たき【伏屋焚き】
ふせ‐や【布施屋】🔗⭐🔉
ふせ‐や【布施屋】
奈良・平安時代、調・庸の運搬者や旅行者のために駅路に設けた宿泊所。多くは僧侶による慈善事業だが、国家が保護を加えたものもある。行基や最澄の設けたものが有名。
ふせや‐たき【伏屋焚き】🔗⭐🔉
ふせや‐たき【伏屋焚き】
〔枕〕
「すす」にかかる。「ふせやたく」と訓む説もある。万葉集9「茅沼ちぬ男
原うない男の―すすし競ひ」
⇒ふせ‐や【伏屋】

ふ・せる【伏せる・臥せる】🔗⭐🔉
ふ・せる【伏せる・臥せる】
〔他下一〕[文]ふ・す(下二)
①うつむくようにする。うつぶせにする。万葉集11「山河に筌うえをし―・せて守りあへず年の八歳を吾が盗まひし」。日葡辞書「ウマヲフスル」。「目を―・せる」
②からだを横にさせる。寝かせる。源氏物語空蝉「小君をお前に―・せて、よろづに恨みかつは語らひ給ふ」。「草むらに体を―・せて隠れる」
③倒す。下に押しつける。平家物語4「押し直し踏み直し、立ちどころに好き者共十四五人こそ切り―・せたれ」。徒然草「大雁どもふためきあへる中に法師まじりて打ち―・せ、ねぢころしければ」
④物をさかさまにする。裏返しに置く。今昔物語集11「山の中は直しく鉢を―・せたる如くにて」。「本を―・せる」
⑤潜ませる。かくす。古今和歌集恋「かの道に夜ごとに人を―・せて守らすれば」。「この話は―・せておこう」
⑥覆いかぶせる。かぶせて捕らえる。大鏡道隆「いかだの上に土を―・せて植木を生ほし」。狂言、津島祭「子供が集つて千鳥を―・せるが」
⑦つくろう。衣類に継ぎを当てる。日葡辞書「キルモノヲフスル」
広辞苑 ページ 17204。