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うち‐こわし【打毀し・打壊し】‥コハシ🔗🔉

うち‐こわし打毀し・打壊し‥コハシ ①うちこわすこと。 ②江戸中期以降、民衆が集団で富商・豪農・高利貸・役所などを襲い、家屋・家財等を破壊すること。

うち‐こわ・す【打ち毀す・打ち壊す】‥コハス🔗🔉

うち‐こわ・す打ち毀す・打ち壊す‥コハス 〔他五〕 ①「こわす」を強めていう語。 ②打ってこわす。

うち‐ざし【内差し】🔗🔉

うち‐ざし内差し】 内側からとざすこと。落窪物語2「―にさし籠らむと思ひて、よろづに開くまじきやうにかまふ」

うち‐ざた【内沙汰】🔗🔉

うち‐ざた内沙汰】 内輪で行う裁判。内々で事を処理すること。↔表沙汰

うちざた【内沙汰】🔗🔉

うちざた内沙汰】 狂言。百姓右近おこが左近さこを訴えようとして、女房を地頭の役にして稽古をするうちに、地頭の邸と思い違い、目を回す。右近左近。

うち‐さぶらい【内侍】‥サブラヒ🔗🔉

うち‐さぶらい内侍‥サブラヒ 鎌倉幕府が朝廷にならって宿直・警衛のために設けた武士の詰所で、寝殿に近いもの。平家物語8「―には一門の源氏上座して」↔遠侍

うち‐さま【内様】🔗🔉

うち‐さま内様】 禁裏方。宮方。官軍方。平家物語8「鎮西の者どもをば―にこそ召されしか」

うち‐ざめ【打ち鮫・打ち鰄】🔗🔉

うち‐ざめ打ち鮫・打ち鰄(→)「打出し鮫」に同じ。太平記40「―に金作こがねづくりの太刀を帯く」

うち‐さるがく【内猿楽・内申楽】🔗🔉

うち‐さるがく内猿楽・内申楽】 屋内で演ずる猿楽。花鏡「―、酒盛等にも」

うち‐しお・れる【打ち萎れる】‥シヲレル🔗🔉

うち‐しお・れる打ち萎れる‥シヲレル 〔自下一〕 精神的に弱ってすっかり元気を失う。しょんぼりする。しょげる。

うち‐しき【打敷】🔗🔉

うち‐しき打敷】 ①布製の敷物。枕草子108「灯台の―を踏みて立てるに」 ②寺院の高座または仏壇・仏具などの敷物。多く金襴を用いる。卓囲。 ③菓子器に敷く白紙。 ④御家流おいえりゅう香道で、香元が手前のため地敷の下に敷いて用いる縁取りをした布の敷物。香元台を使う場合は台の上に拡げる。

広辞苑 ページ 1830