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うちつけ‐がき【打付け書】🔗🔉

うちつけ‐がき打付け書】 ①下書きをせずにじかに書くこと。また書いたもの。 ②書簡文に時候の挨拶を略してすぐに用事を書き、また、うわ書きに脇付をつけないこと。 ③書物の外題を、題簽だいせんを用いず表紙に直接書くこと。直じか書き。 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐げそう【打付け懸想】‥サウ🔗🔉

うちつけ‐げそう打付け懸想‥サウ だしぬけに言いよること。狭衣物語1「かやうの―などはわざとみ心にもいらず」 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐ごころ【打付け心】🔗🔉

うちつけ‐ごころ打付け心】 にわかに思い立つ心。気まぐれ。 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐ごと【打付け言】🔗🔉

うちつけ‐ごと打付け言】 露骨に言うことば。遠慮もなく言うことば。 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐ごと【打付け事】🔗🔉

うちつけ‐ごと打付け事】 思いがけない変事。増鏡「―ども出で来にけり」 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐じょう【打付け錠】‥ヂヤウ🔗🔉

うちつけ‐じょう打付け錠‥ヂヤウ 箪笥たんすなどに用いる錠前。 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐ばしご【打付け階子】🔗🔉

うちつけ‐ばしご打付け階子】 釘・かすがいで打ちつけた簡単なはしご。好色五人女4「下々は―を登り」 ⇒うち‐つけ【打付け】

うちつけ‐め【打付け目】🔗🔉

うちつけ‐め打付け目】 ふと見た目。ちらと見たところ。源氏物語浮舟「―かと、なほ疑はしきに」 ⇒うち‐つけ【打付け】

うち‐つ・ける【打ち付ける】🔗🔉

うち‐つ・ける打ち付ける】 〔他下一〕[文]うちつ・く(下二) ①打って(物を)つける。「板を釘で―・ける」 ②うちあてる。ぶつける。「壁に頭を―・ける」

広辞苑 ページ 1837