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まさひで【正秀】🔗🔉

まさひで正秀】 江戸後期の刀工、川部儀八郎の名。水心子と号。出羽の人。武蔵の宮川吉英に鍛法を学び、江戸に出て一家をなし、銘を正日出・正日天とも切る。正秀以降の、古刀の鍛法による復古刀を新新刀という。著「刀剣実用論」「剣工秘伝志」「鍛錬玉函」など。(1750〜1825)

まさ‐ぶき【柾葺き】🔗🔉

まさ‐ぶき柾葺き】 杮板こけらいたの厚い方を下にし、羽重ねにして屋根を葺くこと。また、その屋根。こけらぶき。こばぶき。

まさ‐ほん【麻沙本】🔗🔉

まさ‐ほん麻沙本】 (麻沙は中国福建省建陽市の地名。宋代から刻版・製本がこの地に盛んだったが、誤刻も少なくなかったことから)本文に誤りがあって不正確な本、または不善本の称。建陽本。建本。

まざ‐まざ🔗🔉

まざ‐まざ 〔副〕 ①ありありと目の前に見えるさま。また、そのように思いうかべるさま。はっきり。ありあり。「―と思い出す」「―と見せつける」 ②見えすいているさま。ぬけぬけ。本朝二十不孝「知れてある年を―と五つ隠されし」 ③(良くない)事の起こるのが見えているのに何もできないでいるさま。むざむざ。武道伝来記「―と水を飲んでは死なぬものをと悔む」

まざ‐まざし・い🔗🔉

まざ‐まざし・い 〔形〕 ①目に見えるようなさまである。浄瑠璃、薩摩歌「手枕して寝るとも思はぬその間に―・い夢を見ました」 ②まことらしいふりをしている。しらじらしい。狂言、牛盗人「あの―・い面を見よ」

広辞苑 ページ 18474