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まつ‐の‐うきね【松の浮根】🔗⭐🔉
まつ‐の‐うきね【松の浮根】
岸辺にある松の根が水に洗われて露出し、水面に浮いているように見えるもの。拾遺和歌集恋「片岸の―と忍びしはさればよ遂にあらはれにけり」
まつ‐の‐うち【松の内】🔗⭐🔉
まつ‐の‐うち【松の内】
正月の松飾りのある間の称。昔は元日から15日まで、現在は普通7日までをいう。標しめの内。〈[季]新年〉
まつのお‐たいしゃ【松尾大社】‥ヲ‥🔗⭐🔉
まつのお‐たいしゃ【松尾大社】‥ヲ‥
京都市西京区嵐山にある元官幣大社。祭神は大山咋命おおやまくいのみこと・中津島(市杵島)姫命。もと松尾山に祭られた。二十二社の一つ。
松尾大社
撮影:的場 啓

まつのおちば【松の落葉】🔗⭐🔉
まつのおちば【松の落葉】
①歌謡集「落葉集」の別称。また、その改訂増補版(6巻6冊、1710年(宝永7)刊)。
②随筆。藤井高尚著。4巻目録1巻5冊。1832年(天保3)刊。神祇・有職・語学・和歌などに関する古典の用例を雑纂。
まつのお‐でら【松尾寺】‥ヲ‥🔗⭐🔉
まつのお‐でら【松尾寺】‥ヲ‥
京都府舞鶴市松尾にある真言宗の寺。西国三十三所第29番の札所。慶雲(704〜708)年間唐僧威光の創立、1119年(元永2)惟尊の中興と伝える。今の堂宇は、1581年(天正9)細川幽斎の再建。
まつ‐の‐おばん【松の御飯】🔗⭐🔉
まつ‐の‐おばん【松の御飯】
(女房詞)松茸飯まつたけめし。
まつ‐の‐かど【松の門】🔗⭐🔉
まつ‐の‐かど【松の門】
①門松を飾った門。松の戸。
②松の立っている門。山住みの人の家にいう。玉葉集夏「都人こともやとふと―雲とぢはつる五月雨の空」
まつ‐の‐くらい【松の位】‥クラヰ🔗⭐🔉
まつ‐の‐くらい【松の位】‥クラヰ
①(秦の始皇帝が雨宿りした松を大夫に封じた故事から)大夫(五位の官)の異称。
②三位の官人の異称。
③江戸時代、大夫職の遊女の異称。歌舞伎、韓人漢文手管始「―の太夫職、傾城の事ぢやわい」
広辞苑 ページ 18561。