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みん‐りょく【民力】🔗🔉

みん‐りょく民力】 人民の経済的な力。

みん‐れい【明令】🔗🔉

みん‐れい明令】 明代の行政法典。1巻。明律と対応する形式で、吏・戸・礼・兵・刑・工令の6編より成る。1368年公布。唐令よりも刑法的性格が強い。大明令。

みん‐わ【民話】🔗🔉

みん‐わ民話】 民衆の中から生まれ伝承されてきた説話。民譚みんだん

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①両唇を密閉し、有声の気息を鼻腔に通じて発する鼻子音〔m〕と母音〔u〕との結合した音節。〔mu〕 ②平仮名「む」は「武」の草体。片仮名「ム」は「牟」の上画。

む【六】🔗🔉

】 数の名。むつ。むっつ。ろく。

む【身】🔗🔉

】 「み(身)」の古形。「身胴むくろ」など複合語に用いられる。景行紀「即ち知りぬ、形は我が子、実むざねは神人かみにますことを」

む【無・无】🔗🔉

無・无】 (呉音。漢音はブ) ①㋐ないこと。存在しないこと。欠けていること。 ㋑否定・禁止を表す助字。 ②〔哲〕(Nichts ドイツ・nothing イギリス) ㋐或るものがないこと。特定存在の欠如。何らかの有の否定。 ㋑いかなる有でもないこと。存在一般の欠如。一切有の否定。 ㋒万有を生み出し、万有の根源となるもの。有と無との対立を絶したものとされ、インド思想に見られ、老子などに説かれ、西田哲学において独自の意味を与えられた。絶対無。↔有ゆう・う ⇒無に帰する ⇒無にする ⇒無になる

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〔助動〕 (活用は不完全な四段型。[活用]○/○/む/む/め/○)活用語の未然形に付き、まだ起こらない事を想像して述べる語。平安中期以降、発音に従って「ん」とも表記されるようになる。鎌倉時代に「う」の形が生じ、現代語の「う」となる。江戸時代以後、四段動詞・形容詞以外の型の活用に続く場合に「よう」の形が生じた。 ①今より後の事態を推量する。…だろう。古事記「明日よりはみ山隠りて見えずかもあらむ」。源氏物語若紫「人の国などに侍る海山の有様などを御覧ぜさせて侍らばいかに御絵いみじうまさらせ給はむ」。源氏物語少女「式部卿の宮明けむ年ぞ五十になり給ひけるを」。「泣き出さむばかりの顔つき」 ②話し手の動作に付いてその実現を思う。(意志・決意)…しよう。万葉集1「熟田津に船乗せむと月待てば」。源氏物語桐壺「朝夕のことぐさに羽をならべ枝をかはさむと契らせ給ひしに」 ③相手の動作に付いてその実現を期待する。(勧誘・軽い命令)…しよう。…するのがよい。…してほしい。万葉集18「居りあかしも今夜こよいは飲まむ」。源氏物語夕顔「いざ、ただこのわたり近き所に心やすくてあかさむ」 ④時に関係なく一般的な推量もしくは空想を表現する。…だろう。万葉集3「こもりくの泊瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらむ」。源氏物語帚木「実じちには似ざらめど、さてありぬべし」。源氏物語夕顔「委しきことは下人のえ知り侍らぬにやあらむ」 ⑤事態を仮定していう。仮想する。(名詞の前に使われる時は多くこの意味に解されるが、これを婉曲とする解もある)もし…であるなら。たとえば…であろう。万葉集4「恋ひ死なむそこも同じそ何せむに人目人言こちたみ吾がせむ」。古今和歌集「飛鳥川淵は瀬になる世なりとも思ひそめてむ人は忘れじ」。枕草子7「思はむ子を法師になしたらむこそ心苦しけれ」。「あらむかぎりの力を出す」 ⑥適当・当然を表す。…するのがよい。…すべきはずである。万葉集3「言はむすべせむすべ知らず極りて貴きものは酒にしあるらし」。古今和歌集「よのなかにいづら我が身のありてなし哀とやいはむあな憂とやいはむ」

広辞苑 ページ 19071