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もみじ‐がい【紅葉貝】モミヂガヒ🔗⭐🔉
もみじ‐がい【紅葉貝】モミヂガヒ
モミジガイ科のヒトデ。体は星形で腕は5本。背面は灰青色か淡褐色。腕は長さ5〜6センチメートルで、側面に細い刺とげが多く並ぶ。体を砂中に浅くうずめてすべるように動き、小さな貝や動物の死骸を食う。北海道南部以南に分布。
⇒もみじ【紅葉・黄葉】
もみじ‐がさ【紅葉笠・紅葉傘】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじ‐がさ【紅葉笠・紅葉傘】モミヂ‥
①(古今集秋に「雨降れば笠取山のもみぢばは行きかふ人の袖さへぞ照る」とあるのに基づく)菅笠の一種、日照笠ひでりがさのこと。
②中心部分を丸く青土佐紙で張り、外側は白紙で張った雨傘。貞享(1684〜1688)頃から江戸に流行、初めは日傘にしたという。歌舞伎、韓人漢文手管始「傾城と―は新しい内が賞翫じや」
③〔植〕キク科の多年草。山地の林下に自生。高さ約1メートル。葉は大きく掌状中裂、夏、帯紫白色の細長い頭状花を、総状花序に開く。若芽は山菜の「しとぎ」で、食用。
モミジガサ
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⇒もみじ【紅葉・黄葉】

もみじ‐がさね【紅葉襲】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじ‐がさね【紅葉襲】モミヂ‥
(→)「もみじ」4に同じ。
⇒もみじ【紅葉・黄葉】
もみじ‐からまつ【紅葉唐松・槭唐松】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじ‐からまつ【紅葉唐松・槭唐松】モミヂ‥
キンポウゲ科の多年草。日本の中部・北部の高山に自生。掌状の葉をつけ、夏、茎頭にカラマツソウに似た多数の白花を開く。雄しべも白色で目立つ。モミジショウマ。
モミジカラマツ
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⇒もみじ【紅葉・黄葉】

もみじ‐がり【紅葉狩】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじ‐がり【紅葉狩】モミヂ‥
山野に紅葉をたずねて観賞すること。もみじみ。観楓。〈[季]秋〉。(曲名別項)
⇒もみじ【紅葉・黄葉】
もみじがり【紅葉狩】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじがり【紅葉狩】モミヂ‥
①能。観世信光作。平維茂が戸隠山で、美女に化けて紅葉狩する鬼女にめぐり逢い誘惑されかかるが、ついに退治する。
②舞踊劇。義太夫・常磐津・長唄の三方掛合。河竹黙阿弥作詞。能の舞踊化。1887年(明治20)初演。新歌舞伎十八番の一つ。
③長唄。本名題「色見草月盃」。腰元秋篠が色仕掛で盗賊雲井太郎から名笛を奪い返す場に用いた。
④荻江節。能の文句を郭くるわ気分に改めたもの。ほかに地唄・一中節にも同名の曲がある。
広辞苑 ページ 19592。