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やま‐ずきん【山頭巾】‥ヅ‥🔗🔉

やま‐ずきん山頭巾‥ヅ‥ 山人のかぶる頭巾。苧屑ほくそ頭巾と同型。

やま‐すげ【山菅】🔗🔉

やま‐すげ山菅】 山に生えている菅。また、ヤブランの古名。やますが。万葉集11「あしひきの名に負ふ―押し伏せて」 ⇒やますげ‐うら【山菅占】 ⇒やますげ‐がさ【山菅笠】 ⇒やますげ‐の【山菅の】

やますげ‐うら【山菅占】🔗🔉

やますげ‐うら山菅占】 山菅の葉を結び、その末を神巫かんなぎに結ばせて吉凶を占うこと。続詞花和歌集「―にて問ひけるが」 ⇒やま‐すげ【山菅】

やますげ‐がさ【山菅笠】🔗🔉

やますげ‐がさ山菅笠】 山菅で編んだ笠。 ⇒やま‐すげ【山菅】

やますげ‐の【山菅の】🔗🔉

やますげ‐の山菅の】 〔枕〕 「み」「みだる」「そがひ」「やま」にかかる。 ⇒やま‐すげ【山菅】

やま‐すそ【山裾】🔗🔉

やま‐すそ山裾】 山のふもと。

やま‐ずみ【山住み】🔗🔉

やま‐ずみ山住み】 山に住むこと。山里に住むこと。また、山寺に住むこと。また、その人。源氏物語若紫「頭かしらもおろし侍りにけるを、すこし奥まりたる―もせで」

やま‐せ【山背】🔗🔉

やま‐せ山背】 (山背風の略) ①山を越して吹く風。フェーンの性質をもち乾燥している。 ②夏、北海道・東北地方の太平洋側に吹き寄せる東寄りの冷湿な風。稲作に悪影響を与える。凶作風。餓死風。〈[季]夏〉 ⇒やませ‐かぜ【山背風】

やませ【山勢】🔗🔉

やませ山勢】 山田流箏曲の家柄の一つ。 ⇒やませ‐しょういん【山勢松韻】

やませ‐かぜ【山背風】🔗🔉

やませ‐かぜ山背風】 ①(→)山背に同じ。 ②(琵琶湖沿岸で)春夏の風。ながせかぜ。瀬田あらし。 ⇒やま‐せ【山背】

やませ‐しょういん【山勢松韻】‥ヰン🔗🔉

やませ‐しょういん山勢松韻‥ヰン (初世)山田流箏曲家。山勢派の3代目家元。本名、吉田専(千)吉。江戸生れ。2世山勢検校(1812〜1868)に師事。東京音楽学校(現、東京芸術大学)教授。同校開校式に「都の春」を作曲。(1845〜1908) ⇒やませ【山勢】

広辞苑 ページ 19859