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ゆいしきさんじゅうじゅ【唯識三十頌】‥ジフ‥🔗⭐🔉
ゆいしきさんじゅうじゅ【唯識三十頌】‥ジフ‥
インド仏教における唯識学説の根本書の一つ。世親せしんの主著。唯識の教理を30の偈げで表したもの。玄奘げんじょう訳の「成唯識論じょうゆいしきろん」はその注釈書。
ゆいしき‐しゅう【唯識宗】🔗⭐🔉
ゆいしき‐しゅう【唯識宗】
(→)法相ほっそう宗の異称。
⇒ゆい‐しき【唯識】
ゆいしき‐は【唯識派】🔗⭐🔉
ゆいしき‐は【唯識派】
中観ちゅうがん派と共にインド大乗仏教の二大系統の一つ。唯識説によって現象世界を説明し、ヨーガの実践によって自己の心を変革し、悟りに到達しようとする教え。無着むじゃく・世親せしんらに始まり、中国・日本の法相宗はこの一継承。瑜伽行ゆがぎょう派。
⇒ゆい‐しき【唯識】
ゆいしき‐ろん【唯識論】🔗⭐🔉
ゆいしき‐ろん【唯識論】
〔仏〕
①(→)成唯識論じょうゆいしきろんの略称。
②世親せしん著、玄奘げんじょう訳「唯識二十論」の略称。1巻。ほかに菩提流支ぼだいるし・真諦しんだいによる異訳がある。唯識派の理論書。
⇒ゆい‐しき【唯識】
ゆいしば‐こもん【結柴小紋】ユヒ‥🔗⭐🔉
ゆいしば‐こもん【結柴小紋】ユヒ‥
柴をたばねたような形を、小紋に散らした文様。元禄(1688〜1704)頃に流行。
ゆい‐しょ【由緒】🔗⭐🔉
ゆい‐しょ【由緒】
①物事の由来した端緒。いわれ。また、物事が行われる根拠。保元物語(金刀比羅本)「新院させる―もなく下され給ひぬれば」
②伝えて来た事由。来歴。「―ある壺」
③親類。身うち。ゆかり。
⇒ゆいしょ‐がき【由緒書】
ゆい‐しょうせつ【由井正雪】‥ヰシヤウ‥🔗⭐🔉
ゆい‐しょうせつ【由井正雪】‥ヰシヤウ‥
(姓は由比とも書く)江戸初期の軍学者。慶安事件の首謀者。駿河由比の紺屋弥右衛門の子というが、諸説ある。楠木流の軍学を学び、江戸で講じ、門人5000人。丸橋忠弥と結んで倒幕を計るが、事前に発覚し、自刃。事件の顛末は歌舞伎・講談などに脚色。(1605〜1651)
⇒ゆい【由井】
広辞苑 ページ 19943。