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うら‐もと‐な・し【心許無し】🔗🔉

うら‐もと‐な・し心許無し】 〔形ク〕 なんとなく気がかりである。こころもとない。万葉集14「君が来まさぬ―・くも」 ○心も無しうらもなし ①心の隔てがない。何心もない。源氏物語夕顔「うらもなく待ち聞え顔なる片つ方の人を」 ②屈託がない。狂言、縄綯なわない「某にかうかうぢやとおしやるならば、うらもござらぬが」 ⇒うら【心】

うら‐もよう【裏模様】‥ヤウ🔗🔉

うら‐もよう裏模様‥ヤウ ①衣服の裏につけた模様。また、その衣服。 ②裏から見た模様。

うら‐もり【裏漏り】🔗🔉

うら‐もり裏漏り】 急須・やかんなどから湯水を注ぐとき、注ぎ口の下をつたって湯水がこぼれ落ちること。

うら‐もん【裏門】🔗🔉

うら‐もん裏門】 裏手にある門。後門。

うら‐もん【裏紋】🔗🔉

うら‐もん裏紋】 定紋じょうもんにかえて用いる紋。かえもん。↔表紋

うら‐もんじょ【裏文書】🔗🔉

うら‐もんじょ裏文書】 古文書が反故ほごとして他の書類の料紙に利用されたもの。紙背しはい文書。

うら‐や【裏屋】🔗🔉

うら‐や裏屋】 町並みの裏にある家。路地ろじの中に建てた家。うらだな。浄瑠璃、生玉心中「―・背戸屋・慳貪けんどん屋、三界かけ取に歩くやうな勤めするのも」 ⇒うらや‐こうじ【裏屋小路】 ⇒うらや‐ずまい【裏屋住い】 ⇒うらや‐ずみ【裏屋住み】

うら‐やき【裏焼き】🔗🔉

うら‐やき裏焼き】 写真・印刷で、誤ってあるいは故意に原板の裏表を逆にして焼きつけ、左右反対の画像をつくること。

うら‐やく【浦役】🔗🔉

うら‐やく浦役】 ①海村で、浜や漁業を管掌する役目。 ②江戸時代、漁村・漁民にかけられた課役。労働夫役から代米・代銀納に転化。浜役。浜がかり。 ⇒うらやく‐ぎん【浦役銀】 ⇒うらやく‐せん【浦役銭】

うらやく‐ぎん【浦役銀】🔗🔉

うらやく‐ぎん浦役銀】 江戸時代、浦役2を銀納したもの。浜役銀ともいう。 ⇒うら‐やく【浦役】

うらやく‐せん【浦役銭】🔗🔉

うらやく‐せん浦役銭】 室町時代、浦方の住民に課した税。また、江戸時代、浦役2として課せられた銭。 ⇒うら‐やく【浦役】

広辞苑 ページ 1998