複数辞典一括検索+

うわ‐しる【上汁】ウハ‥🔗🔉

うわ‐しる上汁ウハ‥ ①うわずみの汁。 ②他人の利益の一部分。うわまえ。「―を吸う」

うわ‐すだれ【上簾】ウハ‥🔗🔉

うわ‐すだれ上簾ウハ‥ 牛車ぎっしゃの屋形の前後にかける簾。↔下簾

うわ‐すべり【上滑り】ウハ‥🔗🔉

うわ‐すべり上滑りウハ‥ ①表面のすべすべしていること。 ②表面だけしか見ないで、軽々しく振る舞うこと。かるはずみなこと。また、皮相的で本質に至らないこと。「―な行動」「―の知識」「議論が―する」

うわ‐ずみ【上澄み】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ずみ上澄みウハ‥ ①液体の中の溶解しない物質が下に沈んで上方にできる澄んだ部分。 ②濁酒の糟かすを沈殿させて上方の澄んだ部分を汲み取ったもの。

うわ‐ず・む【上澄む】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ず・む上澄むウハ‥ 〔自四〕 液体の上層が澄む。和歌では、うわべをすましていることにかける。夫木和歌抄24「利根川の下は濁りて―・みてありけるものを」

うわ‐ずり【上摺り】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ずり上摺りウハ‥ 着物の表面を摺って色をつけること。拾玉集7「山吹を分け行く人の衣手や春のかたみの露の―」

うわ‐ず・る【上擦る】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ず・る上擦るウハ‥ 〔自五〕 ①表面がなめらかでよく滑る。うわすべりする。 ②興奮・緊張などで、落ち着かず高ぶる。「気持が―・る」 ③落ち着かない、高い調子になる。「―・った声をあげる」「投球が―・る」

うわ‐ずんべり【上滑り】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ずんべり上滑りウハ‥ ウワスベリの転。浄瑠璃、大塔宮曦鎧「当分御意に入らむため―の軽薄」

うわ‐ぜい【上背・上脊】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ぜい上背・上脊ウハ‥ 身長。身丈みたけ。「―のある男」

うわ‐ぞうり【上草履】ウハザウ‥🔗🔉

うわ‐ぞうり上草履ウハザウ‥ 屋内で用いる草履。

うわ‐ぞめ【上染め】ウハ‥🔗🔉

うわ‐ぞめ上染めウハ‥ 下染めの上に更に他の染料で染めること。うわかけ。

うわ‐だな【上枻・上棚】ウハ‥🔗🔉

うわ‐だな上枻・上棚ウハ‥ 和船の舷側最上部の板。→和船(図)

広辞苑 ページ 2044