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わか‐おんな【若女】‥ヲンナ🔗🔉

わか‐おんな若女‥ヲンナ ①年の若い女。 ②能面の一つ。若くて端正な女面。観世流でのみ用いる。 若女 撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門)

わかかえ【若かへ】ワカカヘ🔗🔉

わかかえ若かへワカカヘ (ワカ(若)キウヘ(上)の転か)年の若い頃。万葉集16「身の―にさ寝し児らはも」

わか‐かえで【若楓】‥カヘデ🔗🔉

わか‐かえで若楓‥カヘデ ①楓の若木。わかかえるで。源氏物語胡蝶「御前の―・柏木などの青やかに繁りあひたるが」 ②若葉の萌え出た楓。〈[季]夏〉 ③襲かさねの色目。「西三条家装束抄」によれば、表は薄青、裏は紅または薄紅。

わか‐がえり【若返り】‥ガヘリ🔗🔉

わか‐がえり若返り‥ガヘリ わかがえること。「首脳陣の―をはかる」

わか‐がえ・る【若返る】‥ガヘル🔗🔉

わか‐がえ・る若返る‥ガヘル 〔自五〕 精神的・肉体的に若さを取りもどす。若々しくなる。また、構成する人々が入れ代わって年齢が若くなる。「気持が―・る」「メンバーがすっかり―・る」

わか‐かえるで【若鶏冠木】‥カヘルデ🔗🔉

わか‐かえるで若鶏冠木‥カヘルデ (→)「わかかえで」に同じ。万葉集14「子持山―のもみつまで」

わか‐がき【若書き】🔗🔉

わか‐がき若書き】 (老成した人の)若い頃の作品。詩文や書画などにいう。

わか‐がしら【若頭】🔗🔉

わか‐がしら若頭】 ①(→)「若い衆しゅがしら」に同じ。 ②頭のあとを継ぐべき者または継いだばかりの者を、それまでの頭と区別して呼ぶ語。

わか‐かつら【若楓】🔗🔉

わか‐かつら若楓】 楓ふうの若木。また、若葉の萌え出た楓。万葉集7「―の木下枝しずえ取り」

わか‐がみ【若髪】🔗🔉

わか‐がみ若髪】 若い頃の、また、若い人の頭髪。源氏物語初音「いにしへ盛りと見えし御―もとしごろに衰へゆき」

わか‐き【若木】🔗🔉

わか‐き若木】 (ワカギとも) ①若い木。生い出てからあまり年を経ていない木。万葉集4「わが屋戸の―の梅もいまだ含ふふめり」 ②小正月の飾り木。新木にゅうぎ⇒わかき‐むかえ【若木迎え】

広辞苑 ページ 21106