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わな【和南】🔗🔉

わな和南】 (オナとも)〔仏〕(梵語vandana)稽首けいしゅ。礼拝。敬礼。

わな‐いと【輪奈糸】🔗🔉

わな‐いと輪奈糸】 (loop yarn)飾り糸の一種。強く張った綿糸または梳毛糸そもうしと、それより弱く張ったモヘア糸または紡毛糸とを撚り合わせて輪奈を作った糸。

わな‐おりもの【輪奈織物】🔗🔉

わな‐おりもの輪奈織物】 表面が輪奈になった織物の総称。輪奈天・タオルの類。

わな・く【縊く・経く】🔗🔉

わな・く縊く・経く】 〔自他四〕 (ワナ(羂)の動詞化)くびをくくる。くびる。皇極紀(岩崎本)平安中期点「一時もろともに自ら経ワナキて倶に死ぬ」

わ‐なげ【輪投げ】🔗🔉

わ‐なげ輪投げ】 棒を立て、一定の距離から輪を投げてこれにかけ、かかった輪の数の多さを競う遊戯。

わな‐てん【輪奈天】🔗🔉

わな‐てん輪奈天】 天鵞絨ビロードの一種。織ったままで輪奈を切らないもの。輪奈ビロード。輪奈。

わななか・す【戦慄かす】🔗🔉

わななか・す戦慄かす】 〔他五〕 体や声をふるわせる。源氏物語末摘花「さへづる春は、とからうじて―・し出でたり」

わななき【戦慄】🔗🔉

わななき戦慄】 わななくこと。せんりつ。宇津保物語蔵開下「水の―して汗にしとどにぬれてかがまり伏し給へれば」 ⇒わななき‐ごえ【戦慄声】 ⇒わななき‐で【戦慄手・顫掣筆】

わななき‐ごえ【戦慄声】‥ゴヱ🔗🔉

わななき‐ごえ戦慄声‥ゴヱ わななきふるえるこえ。源氏物語手習「あさましき―にて」 ⇒わななき【戦慄】

わななき‐で【戦慄手・顫掣筆】🔗🔉

わななき‐で戦慄手・顫掣筆(→)「震い筆」に同じ。 ⇒わななき【戦慄】

わなな・く【戦慄く】🔗🔉

わなな・く戦慄く】 〔自五〕 ①恐怖や怒り、または寒気のために、体がふるえる。枕草子25「寒がり―・きをりけるげす男」。「全身が怒りに―・く」「寒さで手が―・く」 ②音声がふるえる。枕草子142「神楽の笛の面白く―・き吹きすまされて」 ③不安・動揺でさわぎ乱れて落ちつかない。落窪物語2「―・き騒ぎ笑ふこと限りなし」 ④髪の毛がほつれる。枕草子83「髪などもわがにはあらねばにや所々―・きちりぼひて」

広辞苑 ページ 21205