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わり‐び・く【割り引く】🔗🔉

わり‐び・く割り引く】 〔他五〕 ①一定の値段よりある割合の額を引いて安くする。 ②人の言うことなどを内輪に見積もる。「話半分に―・いて聞く」 ③手形割引をする。

わり‐ひざ【割り膝】🔗🔉

わり‐ひざ割り膝】 膝の間を離し開いてすわること。また、その膝。浄瑠璃、博多小女郎波枕「生得慇懃都育ち、呼ばれて櫓に―し」

わり‐びし【割菱】🔗🔉

わり‐びし割菱】 紋所の名。菱形を4等分したもの。四つ割菱。武田菱。→菱(図)

わり‐ピン【割ピン】🔗🔉

わり‐ピン割ピン】 ナットその他の回転・脱落を防ぐ簡単なピン。孔にピンを通し、その足の両端を開く。

わり‐ふ【割符】🔗🔉

わり‐ふ割符】 ①木片・竹片・紙片などに文を記し、証印を中央に押し、これを二つに割ったもの。一片を与えて他の一片をとどめおき、後日合わせて見て証とする。わっぷ。わりふだ。符節。符契。四河入海「符竹は―ぞ。郡守に与ふるに竹使符を作りてその一を分ちて京師に留るぞ」 ②後日合わせて見て証とする文書。本朝桜陰比事「―のためにこの肩衣つかはす」 ③⇒さいふ(割符)。〈下学集〉

わり‐ぶしん【割普請】🔗🔉

わり‐ぶしん割普請】 一つの普請をいくつかに分け、分担して作業すること。浄瑠璃、新版歌祭文「屋根も根太ねだもこりや一つ時に―じや」

わり‐ふだ【割札】🔗🔉

わり‐ふだ割札】 ①(→)割符わりふに同じ。 ②割引の札。

わり‐ぶた【割蓋】🔗🔉

わり‐ぶた割蓋】 2枚以上を合わせて一つの蓋とするもの。多く、下水・手桶などの蓋に用いる。世間胸算用3「―の杉手桶」

わり‐ふね【割舟】🔗🔉

わり‐ふね割舟】 (女房詞)ぬか。もみがら。

わり‐ふり【割り振り】🔗🔉

わり‐ふり割り振り】 わりふること。割当て。「部屋の―」「時間の―」

わり‐ふ・る【割り振る】🔗🔉

わり‐ふ・る割り振る】 〔他五〕 いくつかに分けて配分する。割り付ける。割り当てる。「役目を―・る」

広辞苑 ページ 21240