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垂 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔丿部7画/8画/教育/3166・3F62〕 〔音〕スイ(漢) 〔訓〕れる・らす・なんなんとする (名)たり [意味] ①たれる。たれさがる。たらす。「垂直・垂涎すいぜん・下垂・懸垂・虫垂炎・懸壅垂けんようすい」 ②上の者が下の者に与える。後世にのこす。「垂訓・垂範・垂名」 ③なんなんとする。今にも…しそうになる。「垂死」 ④ほとり。国土の果て。(同)陲。「辺垂」 [解字] もと、土部5画。会意。上半部は、穂のたれる形で、たれる意。「土」を加えて、天の四方にたれさがった所すなわち④の意を表すが、のちに、この意にはもっぱら「陲」と書く。[埀]は異体字。 [難読] 垂氷たるひ・垂水たるみ

 〔丿部7画〕🔗🔉

 〔丿部7画〕 ⇒禾部

重 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔丿部8画/9画/教育/2937・3D45〕 〔音〕ジュウ〈ヂュウ〉(慣) チョウ(漢) 〔訓〕おもい・おもんずる・かさねる・かさなる・= (名)しげ [意味] ①目方がおもい(もの)。おもさ。「重量・重金属・体重・比重・輜重しちょう・起重機」 ②おもおもしい。「重厚・慎重しんちょう」 ③はなはだしい。きびしい。「重病・重税・重労働・厳重」 ④おもんずる。大切に扱う。「重視・重商主義・珍重ちんちょう」 ⑤なみなみでない。 ㋐大切である。「その任は重かつ大である」「重点・重臣・重宝ちょうほう・じゅうほう・貴重きちょう」 ㋑手あつい。「重恩・丁重ていちょう」 ⑥かさねる。かさなる。ふたたびする。さらに加わる。「重複じゅうふく・ちょうふく・重版・二重にじゅう・ふたえ・九重きゅうちょう・ここのえ・三重苦」 ⑦「重箱じゅうばこ」の略。かさね。「お重」 ▷①〜⑤(対)軽。 [解字] 解字形声。人が土の上に立った形+音符「東」(=つきぬける)。人体のおもみが上から下につきぬけて土の上にかかる意。一説に、「東」を袋と解し、人がおもい袋をかつぐ意とする。もと、里部2画。 [下ツキ 愛重・加重・荷重・過重・起重機・貴重・器重・九重・敬重・軽重・厳重・輜重・自重・慎重・推重・荘重・尊重・体重・多重・珍重・丁重・鄭重・鈍重・比重・偏重 [難読] 重石おもし・重籐しげどう

広辞苑 ページ 21286