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向 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔口部3画/6画/教育/2494・387E〕 〔音〕コウ〈カウ〉(呉) キョウ〈キャウ〉(漢) 〔訓〕く・ける・かう・こう・さき [意味] ①むく。むかう。その方へむける。ある方向へ進む。(対)背。「向上・向暑・向日性・志向・動向」 ②さき(に)。むかし。(同)嚮。「向来きょうらい・向日きょうじつ」 ▷中国中世には、「於」と同じく位置を示す助字として用いられた。漢文訓読では読まない。「会向瑶台月下逢=かならず瑶台ようだい月下にて逢わん」〔李白〕。また、固有名詞の場合には「ショウ〈シャウ〉」ともよむ。「向秀」 [解字] 屋根にあけた明かりとりの窓を描いた象形文字で、高窓の意。転じて、その方にむく意。 [下ツキ 意向・一向・回向・外向・傾向・下向・参向・志向・指向・趣向・出向・趨向・性向・対向・転向・動向・内向・発向・風向・偏向・方向・影向ようごう [難読] 向日葵ひまわり

后 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔口部3画/6画/教育/2501・3921〕 〔音〕コウ(漢) ゴ(慣) 〔訓〕きさき・きみ・のち [意味] [一]コウ ①きさき。「皇后・三后・立后・母后・皇太后こうたいごう」 ②きみ。君主。王侯。「后土・后王」 [二]うしろ。のち。(同)後。「午后」 ▷中国語では[二]の意味にはもっぱら「后」を用いる。 [解字] 会意。上半部は「人」の変形、下半部「口」はあな。人体のしりのあなの意。転じて、うしろ、後宮にすむきさき、の意となる。

広辞苑 ページ 21458