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えん‐すい【淵水】ヱン‥🔗🔉

えん‐すい淵水ヱン‥ ふちの水。深い水。源平盛衰記11「岸にたたへたる―は」

えん‐すい【遠水】ヱン‥🔗🔉

えん‐すい遠水ヱン‥ 遠くにある水。浮世草子、世間姑気質「―渇を救はず、手近に嫁ほど便なるはなく」 ⇒遠水は近火を救わず

えん‐すい【遠陲】ヱン‥🔗🔉

えん‐すい遠陲ヱン‥ 都から遠くはなれた国境。遠境。

えん‐すい【鉛錘】🔗🔉

えん‐すい鉛錘】 鉛なまり製のおもり。

えん‐すい【塩水】🔗🔉

えん‐すい塩水】 食塩の溶けている水。また、塩分を含んでいる水。しおみず。 ⇒えんすい‐せん【塩水選】

えん‐ずい【延髄】🔗🔉

えん‐ずい延髄】 橋きょうと脊髄とを連絡する部分。大脳皮質と脊髄をつなぐ神経路が通るほか、舌咽・迷走・舌下などの脳神経がこの部からおこり、それらの運動性・感覚性・自律性の神経核があって、呼吸・心機能・血液循環・消化・代謝ならびに嚥下えんげ・嘔吐おうと・咳・唾液分泌・涙分泌などの反射の中枢をなす。→脳(図)

えん‐ずい【淵酔】ヱン‥🔗🔉

えん‐ずい淵酔ヱン‥ (エンスイとも) ①深く酔うこと。 ②平安時代以後、宮中で、正月・五節ごせち、または臨時の大礼などの後に、天皇臨席のもとに清涼殿で殿上人が催した酒宴。歌舞歓楽した。殿上の淵酔。

えんすい‐かじょ【円錐花序】ヱン‥クワ‥🔗🔉

えんすい‐かじょ円錐花序ヱン‥クワ‥ 総状花序の一つ。花序の軸が数回枝分れし、それぞれの分枝が総状花序となる。多くの場合全体として円錐状を呈する。ナンテンの花序はその例。→花序(図)⇒えん‐すい【円錐】

えんすい‐きょくせん【円錐曲線】ヱン‥🔗🔉

えんすい‐きょくせん円錐曲線ヱン‥ 直円錐面を1平面αで切るとき、切り口Cはαの方向により、円・楕円・放物線・双曲線・交わる2直線となる。前4者を円錐曲線と総称する。円錐曲線に対しては円錐に内接しαと接する球面がある。その球面とαとの接点を焦点、球面と円錐との接円を含む平面とαとの交線(Cが円でないとき)を準線という。Cの上の点Pと焦点、および準線との距離の比はPによらず一定値をとる。それを離心率という(ただし、焦点は準線を定める平面と交わる内接球面により定められている方をとる)。2変数についての実数解をもつ2次方程式は円錐曲線(または交わる2直線)のどれかに対応させうるので、二次曲線ともいう。 円錐曲線 ⇒えん‐すい【円錐】

広辞苑 ページ 2355