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おや‐しらず【親不知】🔗🔉

おや‐しらず親不知】 ①幼い時から他人に養われ、または孤児となって、生みの親の顔を知らないこと。また、その子。 ②波が荒くて、親は子を、子は親をかえりみる暇もないほどの危険な海岸をいう。特に、新潟県糸魚川市にある約5キロメートルの北陸道の険路にこの称がある。 親不知(新潟) 撮影:新海良夫 ③親不知歯の略。毛吹草5「姥桜はゆる若葉や―」 ⇒おやしらず‐ば【親不知歯】

おやしらず‐ば【親不知歯】🔗🔉

おやしらず‐ば親不知歯】 第3大臼歯すなわち知歯ちしの俗称。人間の32枚の歯のうち、最もおそく生える上下左右4枚の奥歯。ちえば。→永久歯(図) ⇒おや‐しらず【親不知】

お‐やしろ【小社】ヲ‥🔗🔉

お‐やしろ小社ヲ‥ 小さい神社。久安百首「うなゐ子が垣根にいはふ―も」

おや‐しろ【親代】🔗🔉

おや‐しろ親代(→)「おやがわり」に同じ。源平盛衰記20「―と成つて、夜は胸に抱へ奉りて」

おやす🔗🔉

おやす 大豆のもやし。まめもやし。

お‐やす【御養】🔗🔉

お‐やす御養】 「やすのごき(養の御器)」のこと。

おや・す【生やす】🔗🔉

おや・す生やす】 〔他四〕 ①生えるようにする。はやす。 ②大きくする。おやかす。

おや・す【瘁やす】ヲヤス🔗🔉

おや・す瘁やすヲヤス 〔他四〕 (ヲユ(瘁)の他動詞形)毒気や妖気などで人を悩まし、また、まどわす。法華経玄賛平安中期点「狐の音は扈都反、玉篇に、妖ヲヤス獣ぞ」

お‐やすい【御安い】🔗🔉

お‐やすい御安い】 ①簡単である。たやすい。「―御用だ」 ②(「お安くない」の形で)男女の間柄の親密なのを羨望し、また、からかう語。

お‐やすみ【御休み】🔗🔉

お‐やすみ御休み】 ①「寝ること」の尊敬語。 ②休息・休暇・休業などを丁寧にいう語。 ③(「おやすみなさい」の略)就寝の際の挨拶語。

おやすみ‐なさい【御休みなさい】🔗🔉

おやすみ‐なさい御休みなさい】 (「休む」の丁寧な命令形)寝るときに言う挨拶の言葉。おやすみ。

おや‐だ【親田】🔗🔉

おや‐だ親田】 苗代なわしろ。苗を育てるからいう。

広辞苑 ページ 3050