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おり‐みだ・る【織り乱る】🔗🔉

おり‐みだ・る織り乱る】 〔他四〕 模様を散らして織る。枕草子83「葡萄染えびぞめのいと濃き指貫さしぬき、藤の折枝おどろおどろしく―・りて」

おり‐みまい【折見舞】ヲリ‥マヒ🔗🔉

おり‐みまい折見舞ヲリ‥マヒ 寒さ・暑さなど、折にふれての見舞。時候見舞。狂言、料理聟「それは常の―、婿入ではおりない」

おり‐むら【織り斑】🔗🔉

おり‐むら織り斑】 織物の生地に厚薄などの不揃いが生じていること。また、その箇所。

おり‐め【折目】ヲリ‥🔗🔉

おり‐め折目ヲリ‥ ①折り畳んだ筋目。折りぎわ。「―がつく」 ②機会。ちょうどよい折。日葡辞書「ソノヲリメニゴザレ」 ③物事のきまり。けじめ。「―正しい」 ④鷹の翼の風切かざきり羽の内側の羽の称。 ⇒おりめ‐だか【折目高】 ⇒おりめ‐ただし・い【折目正しい】

おり‐め【織女】🔗🔉

おり‐め織女】 機織はたおりの女工。

おり‐め【織目】🔗🔉

おり‐め織目】 織物の糸と糸との間。「―があらい」

おりめ‐だか【折目高】ヲリ‥🔗🔉

おりめ‐だか折目高ヲリ‥ 衣服の折目が目立つほどに高くあらわれていること。転じて、行儀の正しいこと。起居動作の堅苦しいこと。 ⇒おり‐め【折目】

おりめ‐ただし・い【折目正しい】ヲリ‥🔗🔉

おりめ‐ただし・い折目正しいヲリ‥ 〔形〕[文]おりめただ・し(シク) 折目がきちんとしている。礼儀正しい。「―・い人物」 ⇒おり‐め【折目】 ○折もあろうにおりもあろうに 他に然るべき時もあろうに。都合わるくも。 ⇒おり【折】

おり‐も‐あろう‐に【折もあろうに】ヲリ‥アラウ‥🔗🔉

おり‐も‐あろう‐に折もあろうにヲリ‥アラウ‥ ⇒おり(折)(成句) ○折も折おりもおり ちょうどその時。 ⇒おり【折】

おり‐も‐おり【折も折】ヲリ‥ヲリ🔗🔉

おり‐も‐おり折も折ヲリ‥ヲリ ⇒おり(折)(成句)

おり‐もと【織元】🔗🔉

おり‐もと織元】 織物の製造元。

おり‐もの【下り物】🔗🔉

おり‐もの下り物】 ①子宮から出る粘液・組織などの総称。こしけ。 ②あとざん。 ③悪露おろのこと。

おり‐もの【織物】🔗🔉

おり‐もの織物】 経糸たていとと緯糸よこいととを組み合わせて機はたにかけて織った布。源氏物語東屋「をみなへしの―と見ゆる」。「絹―」

広辞苑 ページ 3084