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かえし‐あわ・す【返し合す】カヘシアハス🔗🔉

かえし‐あわ・す返し合すカヘシアハス 〔自下二〕 ひきかえして敵と出合う。ひきかえして防ぎ戦う。平家物語4「―・せ―・せ防ぎ戦ふ」

かえし‐うた【返し歌】カヘシ‥🔗🔉

かえし‐うた返し歌カヘシ‥ ①贈られた歌の意に和して詠みかえす歌。へんか。かえり。 ②(→)反歌はんかに同じ。 ③東遊あずまあそびの歌の大比礼おおひれ歌のうたい方。調子を変えて片下かたおろしにうたう。反歌。 ⇒かえし【返し】

かえし‐がたな【返し刀】カヘシ‥🔗🔉

かえし‐がたな返し刀カヘシ‥ ①一方へ切りつけた刀をすぐ翻して他の方を切ること。かえす刀。 ②竹や木の端をはすに切り、その尖端を裏から少しそぐこと。徒然草「枝の長さ七尺、あるいは六尺、―五分に切る」 ⇒かえし【返し】

かえし‐こうばい【返し勾配】カヘシ‥🔗🔉

かえし‐こうばい返し勾配カヘシ‥ 規矩術での勾配の表し方。矩かね勾配(45度)以上の急勾配の際、矩勾配を差し引いた残りで表示する。 ⇒かえし【返し】

かえし‐ざま【返し様】カヘシ‥🔗🔉

かえし‐ざま返し様カヘシ‥ 返す途端。かえっさま。狂言、附子ぶす「その取て―に台天目の上へこけ掛つてござれば」 ⇒かえし【返し】

広辞苑 ページ 3368