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かぎゃく‐へんか【可逆変化】‥クワ🔗🔉

かぎゃく‐へんか可逆変化‥クワ 〔理〕状態Aにある系が状態Bに変化する際に、その系以外に生じた変化が、Bの状態を再びAの状態に戻すときに全く打ち消されるならば、AからBへの変化を可逆変化といい、そうでない変化を不可逆変化という。摩擦や抵抗がない理想的な力学的変化は可逆変化であるが、実際の変化はすべて不可逆変化である。 ⇒か‐ぎゃく【可逆】

かき‐やぐら【舁櫓】🔗🔉

かき‐やぐら舁櫓】 かついで動かせる程度の簡略な櫓。だしやぐら。

かき‐やすら・う【書き休らふ】‥ヤスラフ🔗🔉

かき‐やすら・う書き休らふ‥ヤスラフ 〔自四〕 ためらいながら書く。源氏物語野分「筆の先うち見つつ、こまやかに―・ひ給へる」

かき‐やね【牡蠣屋根】🔗🔉

かき‐やね牡蠣屋根(→)牡蠣殻かきがら屋根に同じ。

かき‐やぶり【垣破り】🔗🔉

かき‐やぶり垣破り】 垣を破って無理に通ろうとすることから転じて、ひたむき。一途いちず。東海道名所記「その松にさはりたればとて律義を忘るる道理なしと、―に申しければ」

かきやまぶし【柿山伏】🔗🔉

かきやまぶし柿山伏】 狂言。山伏が柿を盗み食い、柿の持主に愚弄され猿や鳶のまねをさせられる。

がき‐やみ【餓鬼病】🔗🔉

がき‐やみ餓鬼病】 ①食物をのみこむのに苦しんで、身体のやせおとろえる病。 ②飢餓感から常に食物をほしがる病。がきびょう。脾疳ひかん。 ③ハンセン病のこと。

かぎ‐やり【鉤槍】🔗🔉

かぎ‐やり鉤槍】 穂に鉤を付けた槍。敵の槍をからみおとすのに用いる。

かき‐や・る【書き遣る】🔗🔉

かき‐や・る書き遣る】 〔他四〕 ①書いてやる。書きおくる。源氏物語浮舟「いかではるばると―・り給ふらむ」 ②つかえずに書く。源氏物語御法「袖のいとまなく、え―・り給はず」

かき‐や・る【掻き遣る】🔗🔉

かき‐や・る掻き遣る】 〔他四〕 手で掻き払う。払いのける。かいやる。源氏物語蓬生「かたびらをすこし―・り給へれば」

広辞苑 ページ 3482