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かごと‐ばかり【託言許り】🔗🔉

かごと‐ばかり託言許り】 申しわけ程度。ほんの少しばかり。形だけ。源氏物語夕顔「褶しびらだつもの―引きかけて」 ⇒か‐ごと【託言】

かご‐ながもち【籠長持】🔗🔉

かご‐ながもち籠長持】 火災など非常の際、家財などを入れて運ぶ籠。目が粗く蓋がない。長持のように棒を通してかつぐ。用心籠。 ○駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人かごにのるひとかつぐひとそのまたわらじをつくるひと 人には境遇によって甚だしい差のあること。また、人と人との社会的なつながりを示すたとえ。 ⇒かご【駕籠】

かご‐ぬき【籠抜き】🔗🔉

かご‐ぬき籠抜き(→)籠写かごうつしに同じ。

かご‐ぬけ【籠脱け】🔗🔉

かご‐ぬけ籠脱け】 ①軽業かるわざの一つ。身を躍らせて籠の中をくぐりぬける曲芸。 ②駕籠かごや建物の一方の口から入り、他の口から抜け出て逃げること。 ⇒かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】

かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】🔗🔉

かごぬけ‐さぎ籠脱け詐欺】 金品をあずかり、相手を表に待たせたまま建物に入り、裏から逃げて金品をだまし取ること。 ⇒かご‐ぬけ【籠脱け】

かこ‐の‐しま【可古島】🔗🔉

かこ‐の‐しま可古島】 播磨国(兵庫県)加古川河口の島。(歌枕)

かご‐の‐しゅ【駕籠の衆】🔗🔉

かご‐の‐しゅ駕籠の衆】 「かごかき」を親しんで呼ぶ称。

かご‐の‐とり【籠の鳥】🔗🔉

かご‐の‐とり籠の鳥】 ①籠に入れられて飼われる鳥。 ②身の自由を束縛されている者。特に遊女。浄瑠璃、冥途飛脚「―なる梅川に焦れて通ふ里雀」 ③1897年(明治30)頃に作られた国産の金属製玩具。鳥籠の内部に入れた作り物の鶯うぐいすなどが仕掛けによって体を動かしながらさえずるもの。

かご‐の‐もの【駕籠の者】🔗🔉

かご‐の‐もの駕籠の者(→)「かごかき」に同じ。 ○過去の物になるかこのものになる 一時はもてはやされたが、今では誰の関心もひかないものとなる。 ⇒か‐こ【過去】

広辞苑 ページ 3628