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かた‐うで【片腕】🔗🔉

かた‐うで片腕】 ①片方の腕。片方の腕しかないこと。隻腕せきわん。 ②最も頼りにする補佐の人。「社長の―となって働く」

かた‐うど【方人】🔗🔉

かた‐うど方人】 (カタビトの音便) ①歌合せなどで、両方に分かれて対する一方の組の人。枕草子143「なぞなぞ合せしける、―にはあらで、さやうのことにりやうりやうじかりけるが」 ②ひいきする者。味方。仲間。平家物語4「さだめて源氏の―をぞせんずらん」

かた‐うま【片馬】🔗🔉

かた‐うま片馬】 馬1頭に負わせる荷の片方。半分の荷。

かた‐うま【肩馬】🔗🔉

かた‐うま肩馬】 子供などを肩にまたがらせること。肩車。

かた‐うらみ【片恨み】🔗🔉

かた‐うらみ片恨み】 一方が恨みに思うこと。他の者が恨みに思うこと。保元物語(金刀比羅本)「一人二人は―なりと思ひてふり捨て参りつるをば」

かた‐え【片方・傍】‥ヘ🔗🔉

かた‐え片方・傍‥ヘ ①二つの中の一方。かたほう。古今和歌集「夏と秋と行きかふ空の通ひぢは―涼しき風や吹くらむ」 ②一部分。半分。源氏物語玉鬘「昔人も―は変らではべりければ」 ③かたわら。そば。まわり。伊勢物語「―の人笑ふことにやありけん」 ④かたわらの人。仲間。朋輩。また、兄弟。源氏物語賢木「腹ぎたなき―の教へおこするぞかし」 ⑤地方。田舎。好色二代男「まことに此の所は―と申し、雪国にて」

かた‐え【片枝】🔗🔉

かた‐え片枝】 片方の枝。かたえだ。

かた‐えくぼ【片靨】‥ヱクボ🔗🔉

かた‐えくぼ片靨‥ヱクボ 片頬にできるえくぼ。

かた‐えだ【片枝】🔗🔉

かた‐えだ片枝】 片方の枝。かたえ。

かた‐えみ【片笑み】‥ヱミ🔗🔉

かた‐えみ片笑み‥ヱミ 片頬に笑みを含むこと。微笑。

かた‐え・む【片笑む】‥ヱム🔗🔉

かた‐え・む片笑む‥ヱム 〔自四〕 片頬に笑みを含む。ちょっと笑う。微笑する。源氏物語帚木「君少し―・みて」

かた‐お【片緒】‥ヲ🔗🔉

かた‐お片緒‥ヲ (→)片糸かたいとに同じ。

広辞苑 ページ 3794