複数辞典一括検索+

かね‐ぜき【金塞】🔗🔉

かね‐ぜき金塞】 金銭の力で人の行動などを束縛すること。特に、金の力で無理に相愛の男女の中を割くこと。かねのせき。浄瑠璃、心中天の網島「もし―で親方から遣るならば物の見事に死んでみしよ」

かね‐せんじ【兼宣旨】🔗🔉

かね‐せんじ兼宣旨⇒けんせんじ

かね‐そな・える【兼ね備える】‥ソナヘル🔗🔉

かね‐そな・える兼ね備える‥ソナヘル 〔他下一〕[文]かねそな・ふ(下二) 二つ以上の性格や特徴などを一緒に持っている。「知性と勇気とを―・える」

かね‐ぞめ【鉄漿染め】🔗🔉

かね‐ぞめ鉄漿染め】 ①歯を鉄漿で染めること。 ②鉄漿を加えて紺色に染めること。 ○鉦太鼓で探すかねたいこでさがす 大騒ぎをして方々を探しあるく。夏目漱石、吾輩は猫である「三毛の様な可愛らしい猫は鐘と太鼓で探してあるいたつて、二人とは居りませんからね」 ⇒かね【鐘・鉦】

かね‐だか【金高】🔗🔉

かね‐だか金高】 金額。きんだか。

かね‐たたき【鉦叩き】🔗🔉

かね‐たたき鉦叩き】 ①鉦をたたいて念仏すること。また、撞木しゅもく。 ②鉦をたたき経文などを唱えて、銭を乞いあるく乞食僧。鉦叩坊主。 ③〔動〕バッタ目カネタタキ科の昆虫。雄は約9ミリメートル、長円形、後翅はない。雌は無翅。触角は長く、腹端に2本の長尾毛を有する。雄は秋、広葉樹の間で「ちんちん」と鳴く。〈[季]秋〉 カネタタキ 撮影:海野和男

か‐ねつ【火熱】クワ‥🔗🔉

か‐ねつ火熱クワ‥ 火のあつさ。火の熱。

か‐ねつ【加熱】🔗🔉

か‐ねつ加熱】 熱を加えること。「―殺菌」「フライパンを―してから材料を入れる」 ⇒かねつ‐き【加熱器】 ⇒かねつ‐ろ【加熱炉】

か‐ねつ【過熱】クワ‥🔗🔉

か‐ねつ過熱クワ‥ ①必要以上に温度が上がること。「ストーブの―防止」 ②液体を沸騰させずに、沸点以上に熱すること。 ③蒸気を沸点以上に熱すること。 ④度を越して激しい状態になること。異常に高まること。「―気味の相場」 ⇒かねつ‐き【過熱器】 ⇒かねつ‐じょうき【過熱蒸気】

広辞苑 ページ 4002