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かば・う【庇う】カバフ🔗🔉

かば・う庇うカバフ 〔他五〕 ①他から害を受けないように、いたわり守る。庇護する。平家物語8「誰を―・はんとて軍いくさをばし給ふぞ」。「弟を―・う」「傷を―・う」 ②大事にしてしまっておく。浄瑠璃、大磯虎稚物語「ただ一つある装束とて、―・うて常に着給はぬか」

がば‐がば🔗🔉

がば‐がば ①水などがゆれ動く音。液体が勢いよく流れ出るさま。 ②大きすぎて、ゆるゆるなさま。 ③金などがどんどん入ってくるさま。

か‐ばかり【斯許り】🔗🔉

か‐ばかり斯許り】 ①こんなにも。これほど。竹取物語「―心ざしおろかならぬ人々にこそあめれ」 ②これだけ。これきり。徒然草「―と心得て帰りにけり」

かばきこまち‐ぐも【樺黄小町蜘蛛】🔗🔉

かばきこまち‐ぐも樺黄小町蜘蛛】 ツチフクログモ科のクモ。ススキの葉を巻いて巣を作って潜み、夜間徘徊して昆虫を捕る。橙色ないし黄色で体長10〜15ミリメートル。全国に分布し、日本のクモの在来種の中では比較的毒性が強く、咬まれると痛い。

か‐はく【下膊】🔗🔉

か‐はく下膊】 ひじと手首との間。前膊。

か‐はく【仮泊】🔗🔉

か‐はく仮泊】 艦船が港または沖合に仮に碇泊ていはくすること。

か‐はく【河伯】🔗🔉

か‐はく河伯】 ①河を守る神。河の神。太平記14「いかなる―水神なりとも」 ②河童かっぱ

か‐はく【科白】クワ‥🔗🔉

か‐はく科白クワ‥ 俳優のしぐさとせりふ。特に、せりふ。

か‐はく【夏伯】🔗🔉

か‐はく夏伯】 (夏の王の意)禹の尊称。

か‐はく【寡薄】クワ‥🔗🔉

か‐はく寡薄クワ‥ 徳の少なく薄いこと。

か‐ばく【遐邈】🔗🔉

か‐ばく遐邈】 遠くはるかなさま。また、物事の差の著しいこと。

が‐はく【画伯】グワ‥🔗🔉

が‐はく画伯グワ‥ ①絵画の道に長じた人。上手なえかき。 ②画家の敬称。

かば‐ざくら【樺桜・蒲桜】🔗🔉

かば‐ざくら樺桜・蒲桜】 ①サクラの一品種。葉はヒガンザクラに似て青芽。花は白色単弁。源氏物語野分「おもしろき―の咲きみだれたるを見る心地す」 ②シラカバの異称。 ③襲かさねの色目。表は蘇芳すおう、裏は赤花、あるいは中倍なかべに薄紅を入れる。または表は紫、裏は青。

広辞苑 ページ 4023