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きく‐つば【菊鍔】🔗⭐🔉
きく‐つば【菊鍔】
菊の花の透かし彫りをした刀の鍔。
きく‐とうだい【菊灯台】🔗⭐🔉
きく‐とうだい【菊灯台】
台座を菊の花の形にした灯明台。朱塗り・黒塗り・白木などがある。
きく‐とじ【菊綴じ】‥トヂ🔗⭐🔉
きく‐とじ【菊綴じ】‥トヂ
水干すいかん・鎧直垂よろいひたたれなどの縫合せ目に綴じつけた飾り。その形が菊の花に似るからいう。もと、衣服のほころびを防ぐため縫目の要所に縫いつけたもの。直垂には組紐くみひも、素襖すおうには細い革を結びつけて「結び菊綴」という。
菊綴じ
きく‐な【菊菜】🔗⭐🔉
きく‐な【菊菜】
春菊しゅんぎくの別称。〈[季]春〉。〈物類称呼〉
きく‐なます【菊膾】🔗⭐🔉
きく‐なます【菊膾】
菊の花弁でこしらえた膾。〈[季]秋〉
きく‐ならく【聞道・聞説】🔗⭐🔉
きく‐ならく【聞道・聞説】
(動詞聞クに助動詞ナリのク語法ナラクが接続した語。漢文の訓読によって生じた慣用句)聞くところによると。
きく‐にんぎょう【菊人形】‥ギヤウ🔗⭐🔉
きく‐にんぎょう【菊人形】‥ギヤウ
菊の花や葉で飾りつけた人形の見世物。多く歌舞伎狂言に取材。明治時代には東京団子坂・国技館(両国)のものが有名。菊細工。〈[季]秋〉。島崎藤村、春「団子坂の―で人の出る時節」
きく‐の‐えん【菊の宴】🔗⭐🔉
きく‐の‐えん【菊の宴】
陰暦9月9日、宮中で催された観菊の宴。きくのえに。菊の節会せちえ。重陽ちょうようの宴。菊花の宴。九日の宴。大鏡時平「九月のこよひ、内裏にて―有りしに」
きく‐の‐が【菊の賀】🔗⭐🔉
きく‐の‐が【菊の賀】
菊の花の咲く頃に行う長寿の祝い。忠見集「―せらるる又の日」
きく‐の‐きせわた【菊の被綿】🔗⭐🔉
きく‐の‐きせわた【菊の被綿】
菊の花に綿をおおいかぶせたもの。重陽ちょうようの節句の行事で、前夜、菊の花に綿をおおって、その露や香を移しとり、翌朝その綿で身体を拭うと長寿を保つという。きせわた。きくわた。きくのわた。〈[季]秋〉
広辞苑 ページ 4711。