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きどく‐ずきん【奇特頭巾】‥ヅ‥🔗🔉

きどく‐ずきん奇特頭巾‥ヅ‥ 江戸前期に女性が用いた覆面頭巾。黒または紫色の絹布などで作り、目の部分だけをあける。奇特帽子。気まま頭巾。 奇特頭巾 ⇒き‐どく【奇特】

きど‐ぐち【木戸口】🔗🔉

きど‐ぐち木戸口】 ①木戸の出入り口。 ②歌舞伎の大道具で、家の出入り口に使用するもの。

きどく‐ぼうし【奇特帽子】🔗🔉

きどく‐ぼうし奇特帽子(→)奇特頭巾に同じ。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「松の緑の細眉も堅い屋敷に物馴れし、―の後帯」 ⇒き‐どく【奇特】

きとく‐もの【奇特者】🔗🔉

きとく‐もの奇特者】 行為が特にすぐれて感心な人。神妙な人。 ⇒き‐とく【奇特】

きど‐げいしゃ【木戸芸者】🔗🔉

きど‐げいしゃ木戸芸者】 江戸時代、歌舞伎劇場で、新狂言の替り目などに、木戸口の台上で狂言の配役を読み上げ、俳優の声色をつかうなどして客を招いた芸人。

きど‐こういち【木戸幸一】‥カウ‥🔗🔉

きど‐こういち木戸幸一‥カウ‥ 政治家。孝允の孫。東京生れ。京大卒。侯爵。貴族院議員。文相・内相を経て1940年内大臣。昭和天皇の側近として絶大な影響力をふるった。A級戦犯として終身禁錮刑、55年仮釈放。著「木戸幸一日記」。(1889〜1977) ⇒きど【木戸】

きど‐ごめん【木戸御免】🔗🔉

きど‐ごめん木戸御免】 興行場に木戸銭なしに出入りできること。また、その人。

き‐どころ【木所】🔗🔉

き‐どころ木所】 香木の種類のこと。香木は産地により異なるとして伽羅きゃら・羅国らこく・真南蛮まなばん・真那賀まなか・採蘇羅さそら・蘇門答剌すもたらの六国りっこくと新伽羅しんきゃらに分類し、おのおの苦・甘・鹹・辛・酸の味ありとし、六国五味という。

きどころ‐ね【着所寝】🔗🔉

きどころ‐ね着所寝】 (キドコネとも)着物を着たまま仮り寝をすること。うたたね。

キトサン【chitosan】🔗🔉

キトサンchitosan】 キチンからアセチル基を除いた高分子。グルコサミンの重合体。

広辞苑 ページ 4884