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くち‐おそろ・し【口恐ろし】🔗⭐🔉
くち‐おそろ・し【口恐ろし】
〔形シク〕
口に出すのも恐ろしい。
くち‐おも【口重】🔗⭐🔉
くち‐おも【口重】
①ことばが軽くすっと出ないこと。
②軽々しくものを言わないこと。「―な性格」↔くちがる
くち‐おも・い【口重い】🔗⭐🔉
くち‐おも・い【口重い】
〔形〕[文]くちおも・し(ク)
①ことばがなめらかには出ない。言い出しにくい。源氏物語手習「明かし給はんことはなほ―・きここちして」
②軽々しくものを言わない。徒然草「よくわきまへたる道には必ず―・く」
○口が上がるくちがあがる
①物言いが上手になる。
②生活の手段を失い、食べられなくなる。口が干ひ上がる。
⇒くち【口】
○口がうまいくちがうまい
話し方が巧みで、人の関心を引くようなことを言う。「―からだまされる」
⇒くち【口】
○口がうるさいくちがうるさい
①世間の取沙汰がわずらわしい。
②物言いがやかましい。がみがみ言う。口うるさい。
⇒くち【口】
○口が奢るくちがおごる
うまい物ばかり食べて、食べ物に贅沢になる。
⇒くち【口】
○口が重いくちがおもい
寡黙である。口数が少ない。
⇒くち【口】
○口が掛かるくちがかかる
芸人などが客から座敷に呼ばれる。転じて、仕事につくように誘われる。比喩的に、誘いが掛かる意にも使う。「お婿さんの―」
⇒くち【口】
○口が堅いくちがかたい
秘密をむやみに口外しない性格である。あまり物を言わないたちである。
⇒くち【口】
○口が軽いくちがかるい
秘密にすべき事をとかく口外しがちな性格である。おしゃべりである。
⇒くち【口】
広辞苑 ページ 5653。