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くに‐びと【国人】🔗🔉

くに‐びと国人】 ①その国に住む人。土着の人。神代紀「土俗くにひと此の神の魂を祭るには」 ②国民。人民。くにたみ。兼盛集「君が代にあへる―頼もしきかな」 ③⇒こくじん

くにひろ【国広】🔗🔉

くにひろ国広】 近世初期の刀工。日向の人。京都に至り、一条堀川に住んで堀川物と呼ぶ作風を興した。信濃守を受領し新刀第一の名工と称。(1531〜1614)

くに‐ぶぎょう【国奉行】‥ギヤウ🔗🔉

くに‐ぶぎょう国奉行‥ギヤウ 鎌倉幕府の職名。国別に置かれ、国衙こくが在庁の指揮などに当たった。

くに‐ぶし【国武士】🔗🔉

くに‐ぶし国武士】 大名の領国にいて勤務する武士。

くに‐ぶみ【国文】🔗🔉

くに‐ぶみ国文】 国司から朝廷に提出した公文書。

くに‐ぶり【国風】🔗🔉

くに‐ぶり国風】 ①国々の風俗・習慣。 ②諸国の風俗歌ふぞくうた

くに‐へ【国辺】🔗🔉

くに‐へ国辺】 国のあたり。故郷の方。万葉集6「すむやけく帰し給はねもとの―に」

くに‐まぎ【国覓ぎ】🔗🔉

くに‐まぎ国覓ぎ】 よい国土を求めあるくこと。万葉集20「―しつつちはやぶる神をことむけ」

くに‐ます【国鱒】🔗🔉

くに‐ます国鱒】 サケ科の淡水産硬骨魚。ベニザケと同種の別亜種。秋田県田沢湖のみに分布していたが、湖に酸性河川水が流入し1940年代に絶滅。キノシリマス。

くに‐まつり【国祭】🔗🔉

くに‐まつり国祭(→)「賀茂の国祭」のこと。

くに‐み【国見】🔗🔉

くに‐み国見】 国の形勢を高所から望み見ること。もと農耕儀礼。万葉集1「天の香具山登り立ち―をすれば」

くに‐みたま【国御魂】🔗🔉

くに‐みたま国御魂】 国土を開拓経営する神。

くにみつ【国光】🔗🔉

くにみつ国光】 ①鎌倉後期、粟田口派の刀工。 ②鎌倉後期、相州鎌倉の刀工。通称、新藤五。相州鍛冶の祖。正宗はその弟子という。 ③南北朝初期、来らい派の刀工。

くにむね【国宗】🔗🔉

くにむね国宗】 鎌倉後期の刀工。備前の人で、のち京に住み、さらに鎌倉に移り、新藤五国光に鍛法を授けたという。備前三郎。

広辞苑 ページ 5712