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雲井の曲】‥ヰ‥🔗🔉

雲井の曲‥ヰ‥ 箏曲。組歌。「四季の曲」「扇の曲」と共に奥許おくゆるし三曲の一つ。八橋検校作曲の13曲の組歌中、唯一雲井調子を用いる。 ⇒くも‐い【雲居・雲井】 くもい‐の‐さくら

雲居の桜】‥ヰ‥🔗🔉

雲居の桜‥ヰ‥ ①宮中に植えてある桜。 ②吉野山世尊寺の近くにあったという枝垂桜しだれざくら⇒くも‐い【雲居・雲井】 くもい‐の‐そら

雲居の空】‥ヰ‥🔗🔉

雲居の空‥ヰ‥ ①雲のうかんでいる空。 ②宮中。増鏡「―にまじりつつ」 ⇒くも‐い【雲居・雲井】 くもい‐の‐にわ

雲居の庭】‥ヰ‥ニハ🔗🔉

雲居の庭‥ヰ‥ニハ 皇居の庭。 ⇒くも‐い【雲居・雲井】 くもい‐の‐よそ

雲居の余所】‥ヰ‥🔗🔉

雲居の余所‥ヰ‥ 遠くはなれた所。古今和歌集「限りなき―に別るとも人を心に遅らさむやは」 ⇒くも‐い【雲居・雲井】 くも‐いり

雲入】🔗🔉

雲入】 蹴鞠けまりで鞠を極めて高く蹴上げること。 くもい‐ろうさい

雲井弄斎】‥ヰ‥🔗🔉

雲井弄斎‥ヰ‥ ①箏曲。八橋検校作曲。弄斎節の歌詞を組み合わせたもの。 ②地歌。長歌物、のちに手事物てごともの。佐山検校作曲。歌弄斎とも。二上りの長歌物の嚆矢という。 ⇒くも‐い【雲居・雲井】 ぐ‐もう

愚蒙】🔗🔉

愚蒙】 おろか。愚昧ぐまいくも‐がく・る

雲隠る】🔗🔉

雲隠る】 〔自下二〕 (古くは四段にも活用) ①雲の中に隠れる。万葉集2「照る月の―・るごと」。後撰和歌集「月の光は―・れつつ」 ②多く、貴人の死ぬことの婉曲な表現。おなくなりになる。万葉集3「百伝ももづたふ磐余いわれの池に鳴く鴨を今日のみ見てや―・りなむ」 ③はればれしくない。暗い所がある。金葉和歌集「我が身一つは―・れつつ」 くも‐がくれ

雲隠れ】🔗🔉

雲隠れ】 ①雲に隠れること。くもがくり。拾遺和歌集「あふことは片われ月の―」 ②人が隠れて見えなくなること。行方をくらますこと。続千載和歌集「あふ夜の月に―せよ」 ③源氏物語の巻名。巻名のみ伝えられて本文が無く、光源氏の死を象徴。 くも‐かすみ

広辞苑 ページ 5767