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こう‐ふよう【高芙蓉】カウ‥🔗🔉

こう‐ふよう高芙蓉カウ‥ 江戸中期の文人・篆刻てんこく家。本姓、大島。名は孟彪もうひょう。字は孺皮じゅひ。甲斐生れ。京都に出て池大雅らと親交。篆刻で知られ「印聖」と称された。妻の来禽も花鳥画家として名高い。(1722〜1784) ⇒こう【高】

こうぶり【冠】カウブリ🔗🔉

こうぶりカウブリ (カガフリの音便) ①かんむり。源氏物語紅葉賀「―などうちゆがめて」 ②位階。敏達紀「高き爵こうぶりを賜はらむ」 ③特に、五位に叙せられること。叙爵。源氏物語若紫「蔵人より今年―得たるなりけり」 ④元服してはじめて冠をつけること。ういこうぶり。仲哀紀「朕未だ―に逮いたらずして」 ⑤年爵ねんしゃく。栄華物語玉の村菊「上の御前の…よろづのつかさ―を得させ給ひなどして」 ⇒こうぶり‐のうし【冠直衣】 ⇒こうぶり‐の‐お【冠の緒】 ⇒冠を掛く

こうぶり‐のうし【冠直衣】カウブリナホシ🔗🔉

こうぶり‐のうし冠直衣カウブリナホシ ⇒かんむりのうし⇒こうぶり【冠】

こうぶり‐の‐お【冠の緒】カウブリ‥ヲ🔗🔉

こうぶり‐の‐お冠の緒カウブリ‥ヲ (→)おいかけのこと。 ⇒こうぶり【冠】 ○冠を掛くこうぶりをかく (「挂冠かいかん」の訓読語)官を辞する。源氏物語若菜下「年ふかき身のかうぶりを掛けむ、何か惜しからむ」→挂冠 ⇒こうぶり【冠】

こうぶ・る【被る】カウブル🔗🔉

こうぶ・る被るカウブル 〔他四〕 (カガフルの音便) ⇒こうむる。土佐日記「神仏の恵み―・れるに似たり」

こう‐ふん【口吻】🔗🔉

こう‐ふん口吻】 ①口さき。くちばし。 ②くちぶり。言いぶり。「恐怖もさめやらぬ―」 ⇒口吻を洩らす

広辞苑 ページ 6786