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こ‐さめ【小雨】🔗🔉

こ‐さめ小雨】 こまかに降る雨。小降りの雨。

ござ‐め【茣蓙目・御座目】🔗🔉

ござ‐め茣蓙目・御座目】 ①茣蓙の筋目。 ②大判金などの表面にある茣蓙の筋目のような模様。

こさめ‐びたき【小鮫鶲】🔗🔉

こさめ‐びたき小鮫鶲】 スズメ目ヒタキ科の鳥。小形で、背面は灰褐色、下面は白色。平地から低山の樹上に営巣。アジアに分布し、日本では夏鳥。

ごさ‐めれ🔗🔉

ごさ‐めれ ゴサンメレのンの無表記形。謡曲、通盛みちもり「入相―急がせたまへ」

こ‐ざら【小皿】🔗🔉

こ‐ざら小皿】 ①小さい皿。てしおざら。 ②小規模のばくち。ちょっとしたばくち。歌舞伎、青砥稿花紅彩画「江戸の百味講のまき銭をあてに―の一文子」

こざらし‐あみ【小晒し網】🔗🔉

こざらし‐あみ小晒し網】 イワシ流し網の一種。東京湾周辺で用いた。

ござらっしゃ・る🔗🔉

ござらっしゃ・る 〔自四〕 (ゴザラセラルの転)「行く」「来る」「居る」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。浮世風呂2「御惣領がおひとり―・れば沢山でございます」

ござり‐ます【御座ります】🔗🔉

ござり‐ます御座ります】 (ゴザルに助動詞マスの付いた語) ⇒ございます

ござり‐もうす【御座り申す】‥マウス🔗🔉

ござり‐もうす御座り申す‥マウス 「ござる」の丁寧な表現。松の葉1「たれで―、壁越しのまた鼠ねず鳴き」

ござり‐んす🔗🔉

ござり‐んす (ゴザリマスの転)(近世の遊里語。後期では江戸新吉原で専ら用いられた)いらっしゃる。…でございます。遊子方言「あいさつがしにくう―」

こ‐ざる【小猿・子猿】🔗🔉

こ‐ざる小猿・子猿】 (古くは清音) ①小さい猿。また、猿の子。 ②小猿鉤の略。 ⇒こざる‐かぎ【小猿鉤】

ご‐ざ・る【御座る】🔗🔉

ご‐ざ・る御座る】 〔自四〕 (御座在ルの約) ➊(尊敬語) ①「居る」の尊敬語。おいでになる。狂言、末広がり「上座に―・る御宿老へ末広がりを進上申さうと存ずる」 ②「ある」の尊敬語。おありになる。花暦八笑人「手づかへの事が―・らば此者へ申聞けられい」 ③「来る」の尊敬語。来られる。蒙求抄4「物申さうと云ふたれば名人が―・つたと云」 ④「行く」の尊敬語。歌舞伎、傾城江戸桜「これ奴殿、こなたは供部屋へ―・れ」 ➋「ある」を丁寧にいう語。ございます。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「私が悴にちやうどお前程なが―・れども」 ➌(俗語で、「いかれる」「まいっている」「だめになる」の意) ①惚れる。浮世草子、夫婦気質「内儀は―・つたふりしてしなだれかかれば」 ②腐る。わるくなる。東海道中膝栗毛「―・つたと見ゆる目もとのおさかなはさてはむすめがやきくさつたか」 ③腹がへる。空腹になる。東海道中膝栗毛4「なんと腹が少し―・つたぢやあねえか」 ④老いぼれる。もうろくする。 ➍(形容詞連用形を受け、また、「…て―・る」「…で―・る」などの形で)指定の意の「ある」、また、動作・作用の進行・継続などを表す「居る」を丁寧にいう語。蒙求抄6「それをのけてはどれがよう―・らうぞ」。歌舞伎、五道冥官「お気遣ひのない物で―・りまする」。天草本伊曾保物語「われはこのいはれを弁へて―・る」

広辞苑 ページ 7102