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こずえ‐の‐ゆき【梢の雪】‥ズヱ‥🔗🔉

こずえ‐の‐ゆき梢の雪‥ズヱ‥ 梢の花を降りつもる雪に見たてていう語。続後拾遺和歌集「見るままに―はかつはれて散りかひくもる山桜かな」 ⇒こ‐ずえ【梢・杪】

こずえ‐ばば【子ずえ婆】🔗🔉

こずえ‐ばば子ずえ婆】 (九州地方で)産婆。コズイババとも。「すえる」は「添える」の転か。人間の仲間に加える義という。

こ‐すおう【小素襖】‥アヲ🔗🔉

こ‐すおう小素襖‥アヲ 小形の素襖。鰭袖はたそでをつけずに、四幅よのの短い小袴を用いる。小素袍。

こ‐ずか‥ヅカ🔗🔉

こ‐ずか‥ヅカ (カミヅカ(髪束)の音便カウヅカの約)たぶさ。もとどり。

こす‐から・い【狡辛い】🔗🔉

こす‐から・い狡辛い】 〔形〕 ⇒こすっからい

こ‐すき【木鋤・杴】🔗🔉

こ‐すき木鋤・杴】 全体が木製の鋤。〈倭名類聚鈔15

こ‐すき【樹透】🔗🔉

こ‐すき樹透】 樹木の間のすきま。源平盛衰記36「伏木、磯道をも嫌はず―を守りて」

こ‐すぎ【小杉】🔗🔉

こ‐すぎ小杉】 ①小さい杉。 ②小杉原こすぎわらの略。日本永代蔵5「鼻紙に―入れしを見て」

こ‐すぎごけ【小杉苔】🔗🔉

こ‐すぎごけ小杉苔】 蘚類スギゴケ科の一種。茎葉体は直立し、高さ1〜5センチメートル。葉は乾くと縮れる。頂端細胞は台形で中央がへこむ。雌雄同株。低地に密な群落をつくる。

こすぎ‐てんがい【小杉天外】‥グワイ🔗🔉

こすぎ‐てんがい小杉天外‥グワイ 小説家。名は為蔵。秋田県生れ。国民英学会卒。斎藤緑雨の知遇を得て作家として出発、ゾラの自然主義に学んで「はつ姿」「はやり唄」などを書く。新風俗の女子学生を描いた「魔風恋風」で人気を博した。(1865〜1952) 小杉天外 撮影:石井幸之助 ⇒こすぎ【小杉】

こすぎ‐ばら【子過ぎ腹】🔗🔉

こすぎ‐ばら子過ぎ腹】 子を多く産み過ぎた腹。

こすぎ‐ほうあん【小杉放庵】‥ハウ‥🔗🔉

こすぎ‐ほうあん小杉放庵‥ハウ‥ 洋画家。名は国太郎。別号、未醒。栃木県生れ。院展洋画部、のち春陽会に属し、装飾的な独自の画風をもち、日本画もよくした。作「水郷」など。(1881〜1964) ⇒こすぎ【小杉】

広辞苑 ページ 7179