複数辞典一括検索+

こと‐とき【異時】🔗🔉

こと‐とき異時】 異なる時。他の時。枕草子99「よし―は知らず、今宵は詠め」

こと‐どころ【異所】🔗🔉

こと‐どころ異所】 ほかの所。他所。他国。枕草子41「―のものなれど、鸚鵡いとあはれなり」

こと‐と・し【言疾し】🔗🔉

こと‐と・し言疾し】 〔形ク〕 もの言いが激しい。うわさがひどい。万葉集11「―・くは中は淀ませ水無河みなしがわ○事と次第に依ってはこととしだいによっては これからの情勢いかんでは。どうなるか現状では決まらないが、可能性としてはあり得る意。 ⇒こと【事】 ○事とすることとする 仕事とする。もっぱら…する。 ⇒こと【事】 ○事ともしないことともしない 問題にしない。何とも思わない。 ⇒こと【事】

こと‐どもり【言吃り】🔗🔉

こと‐どもり言吃り】 どもること。枕草子90「すこし―する人の」

こと‐とり【事執り・事取り】🔗🔉

こと‐とり事執り・事取り】 多くの人の上に立って事を執り行うこと。また、その人。枕草子80「傀儡くぐつの―」

こと‐どり【琴鳥】🔗🔉

こと‐どり琴鳥】 スズメ目コトドリ科の鳥。雄は体長約35センチメートル、尾長約60センチメートル。雌はやや小さい。雄の尾の外側羽は幅広く湾曲し竪琴状。他種の鳥の声をよくまねる。繁殖期に雄は地上に塚を作り、この上で尾羽を広げて雌に誇示する。オーストラリア南東部の森林中に分布。

こと‐なお・す【言直す】‥ナホス🔗🔉

こと‐なお・す言直す‥ナホス 〔他四〕 ことばをもってなおす。祝詞、大殿祭「神たちのいすろこひ荒れびますを、―・し和やわしまして」

こと‐なお・る【事直る】‥ナホル🔗🔉

こと‐なお・る事直る‥ナホル 〔自四〕 ①もとのようになる。旧に復する。源氏物語若菜上「―・りてめやすくなむありける」 ②罪を許されてもとの身分にもどる。千載和歌集「心のほかなる事にて知らぬ国にまかりけるを、―・りて京に上りて後」

広辞苑 ページ 7306