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こ‐もどり【小戻り】🔗🔉

こ‐もどり小戻り】 ちょっとあと戻りすること。

こ‐もの【小物】🔗🔉

こ‐もの小物】 ①こまごまとしたもの。 ②寄席などで客に出す座蒲団・煙草盆など。 ③料理屋などで、正式の料理以外の、ちょっとしたつまみ物や新香しんこなど。 ④釣りで、タナゴ・ハゼなど、あまり大きくない魚。 ⑤小人物。↔大物。 ⇒こもの‐し【小物師】

こ‐もの【小者】🔗🔉

こ‐もの小者】 ①年若い者。太平記9「これほどの―と組んで勝負はすまじきぞ」 ②武家の雑役に使われる者。こびと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「若党・仲間・あらしこ・―に至るまで」 ③身分の低い使用人。下男。丁稚でっち。 ④地位も力もなく、取るに足りない者。「―は相手にしない」 ⇒こもの‐あがり【小者上がり】

こ‐もの【籠物】🔗🔉

こ‐もの籠物】 菓物くだものをかごに入れて木の枝につけたもの。献上物または儀式の時などに用いる。源氏物語桐壺「その日の御前の折櫃物・―」

こもの‐あがり【小者上がり】🔗🔉

こもの‐あがり小者上がり】 小者の出身。もと小者であったもの。西鶴織留6「いまだ年季の―」 ⇒こ‐もの【小者】 ○菰の上から育てあげるこものうえからそだてあげる 生まれたときから養い育てて一人前にする。 ⇒こも【菰・薦】

こも‐の‐こ【菰の子】🔗🔉

こも‐の‐こ菰の子(→)「こもづの」に同じ。古今著聞集18「たたみめに―をさかなにしたりけるを見て」

こもの‐し【小物師】🔗🔉

こもの‐し小物師】 ①露店などで商人と結託し、客をよそおって値をつけ、または買いなどして客を誘うもの。さくら。 ②釣りで、好んで小魚ばかり釣る人。小物釣師。 ⇒こ‐もの【小物】

こ‐ものなり【小物成】🔗🔉

こ‐ものなり小物成】 江戸時代、検地を受けた土地にかかる年貢(本年貢。物成または本途ほんと物成とも)以外の雑税の総称。

広辞苑 ページ 7469