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こ‐もり【木守】🔗🔉

こ‐もり木守】 庭園などの樹木の番人。枕草子87「―といふ者の築地のほどに庇さしてゐたるを」

こもり・いる【籠もり居る】‥ヰル🔗🔉

こもり・いる籠もり居る‥ヰル 〔自上一〕 ①ひきこもっている。万葉集17「―・ゐて君にこふるに心どもなし」 ②社寺に参籠さんろうしている。

こもり‐うた【子守歌・子守唄】🔗🔉

こもり‐うた子守歌・子守唄】 子供をあやし、または寝つかせるときに歌う唄。また、その情景を模した歌曲・器楽曲。日本には、雇われた子守女がそれに託して自己の感情を歌ったものが多い。ララバイ。揺籃歌ようらんか。江見水蔭、船頭大将「口の内にて―唄ひつゝ」 ⇒こ‐もり【子守】

こもり‐え【隠江】🔗🔉

こもり‐え隠江】 アシなどが茂り、また入り込んでいて外から見えない入江。万葉集3「―の舟なる君は」 ⇒こもり【隠・籠り】

こもりえ‐の【隠江の】🔗🔉

こもりえ‐の隠江の】 〔枕〕 (上代の枕詞「こもりくの」を、平安時代に誤り伝えたもの)「はつせ(泊瀬)」にかかる。 ⇒こもり【隠・籠り】

こもり‐がえる【子守蛙】‥ガヘル🔗🔉

こもり‐がえる子守蛙‥ガヘル カエルの一種。体長約15センチメートル。体は平たく、体側に側線がある。舌はなく、前肢の指先に星状の突起があって、小魚などが触れると反射的につかんで口へ運ぶ。雌は100個前後の卵を背中の皮膚に埋め込んで、小さなカエルになるまで保育する。南米のアマゾン・オリノコ水系に分布。ピパ。 こもりがえる コモリガエル 提供:東京動物園協会 ⇒こ‐もり【子守】

こもり‐がっこう【子守学校】‥ガクカウ🔗🔉

こもり‐がっこう子守学校‥ガクカウ 教室で子守をしながら授業を受ける学級または学校。明治初期から戦前期まで存続。 ⇒こ‐もり【子守】

広辞苑 ページ 7471