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こんごう‐し【金剛子】‥ガウ‥🔗🔉

こんごう‐し金剛子‥ガウ‥ 熱帯産ホルトノキ科のジュズボダイジュ(コンゴウシノキ)の種核。数珠の玉などにする。堅くて丸く、六つのかどがあり、色は黒い。源氏物語若紫「―の数珠の、玉の装束したる」 ⇒こん‐ごう【金剛】

こんごう‐じ【金剛寺】‥ガウ‥🔗🔉

こんごう‐じ金剛寺‥ガウ‥ 大阪府河内長野市天野町にある真言宗の寺。行基ぎょうきの開基と伝え、南朝の帰依をうけた。天野行宮あんぐう。女院高野ともいわれる。平安期の一切経を所蔵。

こんごう‐しゃ【金剛砂】‥ガウ‥🔗🔉

こんごう‐しゃ金剛砂‥ガウ‥ ①種々の不純物を混じた細粒状の鋼玉。粉末にして研磨材とする。金剛鑽。金剛錠。エメリー。 ②土俵入の時、力士が両手にもみこむ砂。 ⇒こん‐ごう【金剛】

こんごう‐しゅ【金剛手】‥ガウ‥🔗🔉

こんごう‐しゅ金剛手‥ガウ‥ ①(金剛手菩薩の略)(→)金剛薩埵さったの異称。 ②(→)しゅ金剛神に同じ。 ⇒こん‐ごう【金剛】

こんごう‐しゅ【混合酒】‥ガフ‥🔗🔉

こんごう‐しゅ混合酒‥ガフ‥ (→)カクテル1に同じ。 ⇒こん‐ごう【混合】

こんごう‐しょ【金剛杵】‥ガウ‥🔗🔉

こんごう‐しょ金剛杵‥ガウ‥ 密教で、煩悩を破砕し菩提心を表す金属製の法具。もとインドの武器。修法に用い、細長く手に握れるほどの大きさで、中程がくびれ両端は太く、手杵てぎねに似る。両端がとがって分かれていないものを独鈷とっこ、三叉のものを三鈷(三鈷杵)、五叉のものを五鈷(五鈷杵)という。また、塔や宝珠などをつけたものもある。杵しょ→鈷。 金剛杵 ⇒こん‐ごう【金剛】

広辞苑 ページ 7566