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さき‐がけ【先駆け・先駈け・魁】🔗🔉

さき‐がけ先駆け・先駈け・魁】 ①衆に先立って敵中に攻め入ること。太平記6「明日の合戦に―して」 ②物事のはじめとなること。特に、同類の中で先になること。「春の―」「女性議員の―」

さき‐が・ける【先駆ける・先駈ける・魁ける】🔗🔉

さき‐が・ける先駆ける・先駈ける・魁ける】 〔自下一〕 他に先立って進む。他よりも先に物事をする。「春に―・けて咲く花」

さき‐がし【先貸し】🔗🔉

さき‐がし先貸し(→)「まえがし」に同じ。

さき‐かた【先方】🔗🔉

さき‐かた先方】 相手の人。あいてかた。せんぽう。

さき‐かた【先肩】🔗🔉

さき‐かた先肩】 二人で荷物やかごをかつぐ時、棒の前方をかつぐ者。さきぼう。↔後肩あとかた ○先が無いさきがない 将来の生存・存続・発展が期待できない。先の見込みがない。 ⇒さき【先・前】

さき‐がね【先金】🔗🔉

さき‐がね先金】 前金まえきん。また、手付金。ぜんきん。 ○先が見えるさきがみえる ①将来どうなるかすでに予想がつく。 ②将来のことを見通す能力がある。 ③長期間にわたった仕事などが終りに近づく。 ⇒さき【先・前】

さき‐がり【先借り】🔗🔉

さき‐がり先借り(→)「まえがり」に同じ。

さき‐ぎり【先限】🔗🔉

さき‐ぎり先限】 先物さきもの取引で目的物の受渡期日が最長期のもの。3カ月制では翌々月切のもの。先物。せんぎり。→中限なかぎり→当限とうぎり

さきく【幸く】🔗🔉

さきく幸く】 〔副〕 さいわいに。無事に。万葉集1「ささなみの志賀の辛崎―あれど」

さき‐ぐい【先食い】‥グヒ🔗🔉

さき‐ぐい先食い‥グヒ 将来享受すべき分を、その時期が来る前にくりこんでしまうこと。「次年度予算の―」

さき‐くぐり【先潜り】🔗🔉

さき‐くぐり先潜り】 ①先まわりしてひそかに事をなすこと。ぬけがけ。 ②推量して疑うこと。邪推。かんぐり。梅暦「はや涙ぐむ娘気の―せし案じ顔」

さき‐くさ【三枝】🔗🔉

さき‐くさ三枝】 (幸草さきくさの意) ①茎の三枝に分かれている草。吉兆の草といい、ミツマタ・ヤマユリなどの説がある。さいぐさ。古事記「御歯は―の如き押歯に坐しき」 ②ヒノキの異称。夫木和歌抄28「いかばかり久しかるらん亀山のふもとの松にまじる―」 ⇒さきくさ‐の【三枝の】

広辞苑 ページ 7822