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さくら‐そう【桜草】‥サウ🔗🔉

さくら‐そう桜草‥サウ サクラソウ科サクラソウ属(学名プリムラ)植物の総称。種類が多く、北半球全体に約250種が知られる。春から夏にかけ白・紅・紫・黄・絞りなどの美しい5弁花を開く。その一種のサクラソウは、多年草で、川原や山地に自生する。江戸時代からの園芸品種も多く、花は変化に富み、春、白・紅・紫・絞りなどの花を開く。日本桜草。〈[季]春〉。→プリムラ。 さくらそう サクラソウ 提供:OPO ⇒さくら【桜】

さくら‐そうご【佐倉宗吾】🔗🔉

さくら‐そうご佐倉宗吾】 江戸前期、下総佐倉藩領の義民。佐倉惣五郎(宗五郎)とも。姓は木内。印旛郡公津こうづ村の名主。領主堀田正信(1631〜1680)の悪税に悩む村民のために総代となり、江戸に出て将軍に直訴、捕らえられ、妻子と共に磔にされたという。後年、佐倉藩により口ノ明神として将門山に祀られる。歌舞伎「東山桜荘子」などに脚色。生没年未詳(一説に1653年(承応2)刑死と伝える)。 ⇒さくら【佐倉】

さくら‐だ【桜田】🔗🔉

さくら‐だ桜田】 桜花の多く咲いている所。夫木和歌抄5「山風の色吹きおろす―の苗代水を花にせきつつ」 ⇒さくら【桜】

さくら‐だい【桜鯛】‥ダヒ🔗🔉

さくら‐だい桜鯛‥ダヒ ①桜の咲く頃、産卵のため内湾の浅い所に群集して漁獲される鯛。瀬戸内海のものが有名。美味。〈[季]春〉 ②ハタ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。鯛型で、背びれの第3棘と第3軟条および尾びれ上下両端の軟条が著しく長い。すこぶる鮮麗な紅色で、本州中部以南産。 サクラダイ 提供:東京動物園協会 ③タイ科の海産の硬骨魚。カナリア諸島・西アフリカ産。第二次大戦後日本で食用魚として普及。 ⇒さくら【桜】

広辞苑 ページ 7866