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さし‐のぼ・る【差し上る・差し昇る】🔗🔉

さし‐のぼ・る差し上る・差し昇る】 〔自五〕 (日や月などが)のぼる。

さし‐は【翳】🔗🔉

さし‐は】 (サシバとも)外出する貴人に従者がさしかけて顔をおおうもの。天皇が即位・朝賀などの大礼に高御座たかみくらに出御のとき、女嬬にょじゅが左右からさしかざした。鷹の羽・薄絹などで軍配団扇うちわの形に作り、1丈〜1丈2尺の長柄をつけた。後世、神宝として渡御・遷座に用いる。刺羽。翳かざしの羽。は。万葉集16「―にも君がみ為に鷲そ子産といふ」 翳

さし‐ば【鸇・差羽】🔗🔉

さし‐ば鸇・差羽】 タカの一種。大きさはカラスぐらい、背面は褐色、尾羽に黒色の3〜4条の横縞、下面には白地に赤褐色の横斑がある。本州以南に普通で、秋に大群で南方に渡る。山地・森林にすみ、蛇・昆虫・小鳥などを捕食。稀に鷹狩に使った。大扇おおおうぎ。 さしば サシバ 提供:OPO →鳴声 提供:NHKサービスセンター

さし‐ば【差し歯】🔗🔉

さし‐ば差し歯】 ①足駄の台に歯を入れること。また、その歯。 ②人工の歯をつぎたすこと。また、その歯。継ぎ歯。

さし‐は・う【指し延ふ】‥ハフ🔗🔉

さし‐は・う指し延ふ‥ハフ 〔自下二〕 わざわざする。特にそれとめざす。ふりはう。源氏物語空蝉「御硯急ぎ召して、―・へたる御文にはあらで」

さし‐はえ【指し延へ】‥ハヘ🔗🔉

さし‐はえ指し延へ‥ハヘ 〔副〕 わざわざ。ことさら。ふりはえ。大和物語「―いづこともなくて来れば」

さし‐ばえ【刺蠅】‥バヘ🔗🔉

さし‐ばえ刺蠅‥バヘ ハエ目イエバエ科の昆虫の総称。イエバエに似るが、口吻が針状に伸長し、雌雄とも牛・馬などを好んで吸血。その一種のサシバエは牧場に多く、幼虫は家畜の寝藁などで育つ。全世界に分布。

さし‐は・く【差し佩く・差し履く】🔗🔉

さし‐は・く差し佩く・差し履く】 〔他四〕 ①太刀を腰におびる。 ②沓くつなどを足にはく。万葉集16「縫ひし黒沓―・きて庭にたたずめ」

広辞苑 ページ 7937