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さし‐もど・す【差し戻す】🔗🔉

さし‐もど・す差し戻す】 〔他五〕 やり直すように元へもどす。返す。「書類を―・す」「事件を第一審に―・す」

さし‐もの【指物・差物・挿物】🔗🔉

さし‐もの指物・差物・挿物】 ①当世具足の背の受筒にさし、戦場での目標とした小旗または飾り。旗指物。背旗。三河物語「金の揚羽の蝶の羽の―にて駈け廻りければ」 指物 ②木の板をさしあわせて組み立てつくった家具や器具。箱・机・箪笥・火鉢の類。 ③頭髪にさして飾る、櫛くし・簪かんざしの類。 ④〔建〕差鴨居・指梁さしばりなど柱に差しこむ材の総称。 ⇒さしもの‐し【指物師】 ⇒さしもの‐ばた【指物旗】 ⇒さしもの‐もち【指物持】 ⇒さしもの‐や【指物屋】

さしもの‐し【指物師】🔗🔉

さしもの‐し指物師】 指物2の細工をする職人。さしものや。 ⇒さし‐もの【指物・差物・挿物】

さしもの‐ばた【指物旗】🔗🔉

さしもの‐ばた指物旗】 戦陣の指物としてつけた旗。旗指物。 ⇒さし‐もの【指物・差物・挿物】

さしもの‐もち【指物持】🔗🔉

さしもの‐もち指物持】 戦場で主人の指物旗を持って供をする従者。 ⇒さし‐もの【指物・差物・挿物】

さしもの‐や【指物屋】🔗🔉

さしもの‐や指物屋】 指物2を作ることを業とする家。また、その人。指物師。 ⇒さし‐もの【指物・差物・挿物】

さし‐もや【差母屋】🔗🔉

さし‐もや差母屋】 〔建〕破風はふ板に差しこんだ化粧母屋桁げた

さし‐もり【刺銛】🔗🔉

さし‐もり刺銛】 鯨漁で、鯨の心臓を刺すための銛。形は槍のようで、上端がとがって菱形をなす。

さし‐や【差矢】🔗🔉

さし‐や差矢】 ①矢を多くつぎつぎに射ること。また、その矢。平家物語11「或は遠矢に射る舟もあり、或は―に射る舟もあり」 ②矢数やかずの通矢とおしやに射る矢。焦箆こがしのにして、鴨の第2の羽ではぎ、根を木でつくる。 ⇒さしや‐がかり【差矢懸り】 ⇒さしや‐ゆがけ【差矢弓懸】

広辞苑 ページ 7943