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さめ‐が‐はし【鮫が橋】🔗🔉

さめ‐が‐はし鮫が橋】 江戸四谷辺の地名。また、そこにあった娼家の俗称。明治時代、貧民窟として聞こえた。

さめ‐がわ【鮫皮・沙皮】‥ガハ🔗🔉

さめ‐がわ鮫皮・沙皮‥ガハ サメの皮(実は東南アジア産のエイの一種、真鮫まさめなどの背中の皮)を乾かしたもの。近世、輸入されて刀剣の柄つかや鞘さやなどに用いた。さめ。柄皮。→かいらぎ(梅花皮)

さめ‐かんゆ【鮫肝油】🔗🔉

さめ‐かんゆ鮫肝油】 サメ類の肝臓から採った黄色の油脂。化粧品・潤滑油などに用いる。

さめ‐ぎわ【覚め際・醒め際】‥ギハ🔗🔉

さめ‐ぎわ覚め際・醒め際‥ギハ 眠り・酔いなどからさめるまぎわ。さめぐち。

さめ・く🔗🔉

さめ・く 〔自四〕 ①さらさらと音がする。さっと音がする。類聚名義抄「颯、サメク」 ②(ザメクとも)騒がしく音を立てる。ざわめく。枕草子28「鳥の集まりてとびちがひ、―・き鳴きたる」。四河入海「昔は酒を飲で―・きしが」

さめ‐ぐち【覚め口・醒め口】🔗🔉

さめ‐ぐち覚め口・醒め口(→)「さめぎわ」に同じ。

さめ‐こもん【鮫小紋】🔗🔉

さめ‐こもん鮫小紋】 刀の柄つかに使用する鮫皮のような小紋。細かく白い点で半円形を重ねた文様に染め上げたもので、多く上下かみしもに用いた。

さめ‐ざめ🔗🔉

さめ‐ざめ 〔副〕 ①涙を流して静かに泣き続けるさま。「―と泣く」 ②しみじみと言うさま。また、こまごまと述べるさま。愚管抄3「―とおほせられけり」

さめ‐ざや【鮫鞘】🔗🔉

さめ‐ざや鮫鞘】 鮫皮で巻いた刀の鞘。竹斎「―に赤銅作りの大小を差し」

さめ‐すが【鮫氷】🔗🔉

さめ‐すが鮫氷】 鮫皮についた革質状の部分を乾かした食品。三杯酢にし、または煮て食う。宮城県の名産。

ざめつ‐しょうこうぐん【挫滅症候群】‥シヤウ‥🔗🔉

ざめつ‐しょうこうぐん挫滅症候群‥シヤウ‥ 〔医〕(→)クラッシュ症候群に同じ。

さめ‐はだ【鮫肌】🔗🔉

さめ‐はだ鮫肌】 鮫の皮のようにざらざらした人の肌。また、ざらざらしたもののたとえ。 ⇒さめはだ‐やき【鮫肌焼】

さめはだ‐やき【鮫肌焼】🔗🔉

さめはだ‐やき鮫肌焼】 陶器の焼成法・装飾法の一種。釉うわぐすりの表面が鮫の肌のように粒状を呈したものをいう。薩摩焼・萩焼などにみられる。鮫焼。 ⇒さめ‐はだ【鮫肌】

広辞苑 ページ 8070