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さわ‐あららぎ【沢蘭】サハ‥🔗🔉

さわ‐あららぎ沢蘭サハ‥ サワヒヨドリの別称。万葉集19「黄葉もみちせる―一株を抜き取り」

さわ‐いずみ【沢泉】サハイヅミ🔗🔉

さわ‐いずみ沢泉サハイヅミ 沢にわき出る水。万葉集11「こもりどの―なる石根いわねをも」

さわ‐おぐるま【沢小車】サハヲ‥🔗🔉

さわ‐おぐるま沢小車サハヲ‥ キク科の多年草。山間湿地の水中に生える。長い柄のある根出葉をもち、初夏、茎頂に直径約4センチメートルの黄色の頭状花を多数つける。

さわ‐かい【茶話会】‥クワイ🔗🔉

さわ‐かい茶話会‥クワイ 茶菓をともにしながら話し合う会。ちゃわかい。福地桜痴、時事論集「夜会、園遊会、―の如きには」

さわがし・い【騒がしい】🔗🔉

さわがし・い騒がしい】 〔形〕[文]さわが・し(シク) (動詞サワグの形容詞形) ①物音や声などがやかましい。人がたくさんこみあっている。騒々しい。宇津保物語楼上下「神いと―・しくなりひらめきて」。源氏物語柏木「馬・車たちこみ、人―・しうさわぎみちたり」。「場内が―・くなる」 ②事が多い。いそがしい。とりこんでいる。源氏物語賢木「いと―・しき程なれど御返りあり」 ③心が落ちつかない。今昔物語集31「―・しく、もの念じせざらむ人は必ずかく弊つたなきなり」 ④穏やかでない。平穏でない。(物情騒然たる状態や疫病流行などについていうことが多い)源氏物語明石「おほきおとど亡せ給ひぬ。ことわりの御よはひなれど、次々におのづから―・しき事あるに、大宮もそこはかとなう煩ひ給ひて」。「世の中が―・い」 ⑤ごたごたしている。乱雑である。三冊子「書き様はいろいろあるべし。ただ―・しからぬ心づかひありたし」

さわが・せる【騒がせる】🔗🔉

さわが・せる騒がせる】 〔他下一〕[文]さわが・す(下二) 騒がしい状態にする。混乱した状態にする。「世間を―・せた事件」「胸を―・せる」

さわ‐がに【沢蟹】サハ‥🔗🔉

さわ‐がに沢蟹サハ‥ サワガニ科のカニ。甲は丸みのある四角形で、幅約2.5センチメートル。灰青色・茶褐色・紫黒褐色の三つの色彩型がある。北海道を除く各地の渓流・河川の砂礫中に穴居。肺臓ジストマの第2中間宿主となる。食用。〈[季]夏〉 サワガニ 提供:東京動物園協会

広辞苑 ページ 8129